2016年2月17日、中國(guó)のポータルサイト?網(wǎng)易に「韓國(guó)人がキムチ好きなのは貧乏だからか？」と題する記事が掲載された。

中國(guó)人がなぜ「キムチ好き＝貧乏」と考えるのかというと、中國(guó)では値段を安いものを形容する際に「白菜のような値段」「白菜を買うように」といった言葉を使用するからだ。では、韓國(guó)人は本當(dāng)に経済的な理由でキムチをよく食べているのだろうか。

キムチは言わずと知れた韓國(guó)の國(guó)民食。韓國(guó)では、「1日3食キムチを食べなければ、韓國(guó)人ではない」とまで言われるほど、ポピュラーな食べ物だ。ある統(tǒng)計(jì)によると、韓國(guó)人は年間1人あたり35キロのキムチを食べると言われる。2011年の韓國(guó)政府のアンケートでは、95％の韓國(guó)人が「1日に少なくとも1回はキムチを食べる」と回答し、64％が「3食必ず食べる」と回答している。これだけでも、キムチが韓國(guó)でいかに愛されているかがわかる。

次に韓國(guó)人の収入だ。昨年の韓國(guó)國(guó)內(nèi)の報(bào)道によると、韓國(guó)人の平均年収は約3000萬(wàn)ウォン（約270萬(wàn)円）程度だと言われる。記事は、「これは韓國(guó)では1カ月に1250個(gè)の白菜、または138キロの豚バラ肉しか買うことができない額だ」としている。また、記事は韓國(guó)の物価が日本や中國(guó)よりも高いことにも觸れる。

韓國(guó)は2008年から物価の上昇が続いていて、英経済専門誌エコノミストが発表したビッグマック指數(shù)では、昨年9月の時(shí)點(diǎn)で、韓國(guó)ではビッグマック1個(gè)が4600ウォン（約450円）なのに対し、日本は360円。スターバックス指數(shù)（トールサイズのカフェラテが基準(zhǔn)）では、ラテ1杯の価格は韓國(guó)が約455円なのに対し、日本は370円だった。

記事は最後に、「もし、お金があれば肉を食べたいと思うはず」とし、韓國(guó)人がキムチを好んで食べることには経済的な要因もあると結(jié)論付けている。（翻訳?編集/北田）