＜北京五輪＞詐欺の手口は「五輪組織委で働いてます」、女性から5萬(wàn)元だまし取る！―中國(guó)

2007年11月16日、北京の地方紙「北京晩報(bào)」は、同市朝陽(yáng)區(qū)法院（裁判所）にて詐欺事件の初公判がはじまったことを報(bào)じた。

【その他の寫(xiě)真】

浙江省に住む24歳無(wú)職の熊先財(cái)（シオン?シエンツァイ）被告は、パソコンのチャットで知り合った北京市に住む28歳の女性陳（チェン）さんに、「北京五輪組織委員會(huì)で働いている」とウソをついた。熊被告は今年4月、「仕事の都合で北京に出張」したのだが、その際ホテルの予約や支払いまでも陳さんに任せた。その後、北京五輪開(kāi)幕式の入場(chǎng)チケットを手に入れてあげると持ちかけ、陳さんから2萬(wàn)2800元（約36萬(wàn)円）をだまし取った。これ以外にも、宿泊費(fèi)や食事代、パソコン代など3萬(wàn)元（約48萬(wàn)円）近くを陳さんは熊被告のために融通したという。

これに対し熊被告は、陳さんにウソの職業(yè)を話したのは虛栄心からで、だますつもりはなかったと主張。開(kāi)幕式のチケット購(gòu)入も陳さんから強(qiáng)くせがまれたのでイヤと言えなかったと述べた。購(gòu)入代金を返そうと思っていたら、いきなり陳さんが警察に訴え出たので驚いたと、あくまでも詐欺容疑を否認(rèn)している。（翻訳?編集/本郷智子）