「臺灣國」はダメなのに「中華人民共和國に屬する」はOK?=臺灣パスポートのシール問題が再燃

Record China    2016年2月18日(木) 13時0分

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17日、臺灣でパスポートにシールを貼る行為が再び物議を醸している。寫真は「臺灣國」と書かれたシールを貼ったパスポート。

2016年2月17日、臺灣でパスポートにシールを貼る行為が再び物議を醸している。

昨年、臺灣のパスポートの表紙の「中華民國」の文字を覆い隠すように「臺灣國」と印字されたシールを貼り付けて入國審査を通過しようとする臺灣人が入國を拒否されるケースが相次いだ。

9月には、臺灣の政治家?呂欣潔(ルー?シンジエ)氏がオランダの入國審査で「臺灣國」のシールを貼ったパスポートを見せると、別室に連れて行かれシールをはがすよう求められた。呂氏は「臺灣は獨(dú)立國家です」と訴えたが、係官からは「シールを貼れば獨(dú)立したことになるのですか?」と反問されたという。臺灣當(dāng)局はこうした事態(tài)を受け、11月にパスポートに関する行政命令を公布。パスポートにシールを貼ることなどを明確に禁止した。

ところが、ネットユーザーによって作られたフェイスブックの「臺灣パスポートステッカー」の公式アカウントによると、パスポートに「中國國民黨を無期限に支持する」「両岸(※中國と臺灣)は共に中華人民共和國に屬する」と印字されたシールを貼って臺灣の桃園空港で出國手続きを行ったところ、なんとそのまま通過できてしまったのだという。國民黨は親中派と言われる現(xiàn)政権で、先日行われた総統(tǒng)選で5月に獨(dú)立派の民進(jìn)黨政権が発足することが決まっている。

「臺灣パスポートステッカー」は、「驚いた?!号_灣國』のシールを貼るのはいけないのに、売國行為は許されるのか」としている。ほかのネットユーザーからは、「これはまさに國民黨?馬政権が売國行為を行っているという最高の証明だ」「ダブルスタンダードだな」「つまり、シールを貼る行為自體は違法ではないってことだ」「もし事実なら職員の給料は沒収だ。彼らは臺灣ではなく共産黨に屬しているんだからな」といった聲が相次いだ。一方で、「そのまま通しても批判され、通さなくても批判される。職員を困らせるなよ」といった意見も見られた。(翻訳?編集/北田

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