Record China 2016年3月6日(日) 15時(shí)20分
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4日、東アジアで成功した追いつき追い越せ型のエコノミーといえば、日本と韓國(guó)が代表的だ。寫真は北京のビジネス街。
2016年3月4日、東アジアで成功した追いつき追い越せ型のエコノミーといえば、日本と韓國(guó)が代表的だ。中國(guó)の発展環(huán)境と近いものがあり、成長(zhǎng)の足跡も似ており、どちらも高度成長(zhǎng)から中くらいの高度成長(zhǎng)への転換を経験している。両國(guó)の経験や教訓(xùn)は參考にする価値がある。人民日?qǐng)?bào)海外版が伝えた。(文:劉世錦[リウ?シージン]國(guó)務(wù)院発展研究センター元副センター長(zhǎng))
両エコノミーはモデル転換の時(shí)期に入った後、成長(zhǎng)ペースのギアを切り替えるための経験、理論、政策的準(zhǔn)備が不足し、いまだにかつての高度成長(zhǎng)を取り戻そうとして、うまく利用できたはずの調(diào)整のタイミングを見過ごしてきた。日本は20年にわたり9%を超える高度成長(zhǎng)を続けた後、1970年代初頭にギアチェンジ期に入ったが、73年2月に閣議決定された「経済社會(huì)基本計(jì)畫」では、73?77年度の経済成長(zhǎng)率目標(biāo)が9.4%とされた。ここからわかることは、當(dāng)時(shí)の日本政府は成長(zhǎng)段階におけるギアチェンジのタイミングを理解しておらず、必要な政策的準(zhǔn)備については言うまでもなく何もしなかったということだ。韓國(guó)では、成長(zhǎng)段階におけるギアチェンジのタイミングは90年代中期にやってきたが、07年に選挙で選ばれた李明博大統(tǒng)領(lǐng)は、成長(zhǎng)ペースを7%に回復(fù)するとの目標(biāo)を掲げた。だが実際の成長(zhǎng)ペースは目標(biāo)にはほど遠(yuǎn)く、國(guó)際金融危機(jī)の衝撃による苦境に陥った。
日韓をはじめとするエコノミーがモデル転換で遭遇した問題と課題、制度と政策の変化のプロセスは、中國(guó)が自國(guó)経済発展の新常態(tài)(ニューノーマル)を認(rèn)識(shí)し、対応し、誘導(dǎo)する上で一定の參考になるもので、そこから次の5つの啓示が得られる。
(1)経済成長(zhǎng)段階のモデル転換の規(guī)律性をしっかりと認(rèn)識(shí)し、規(guī)律に対する畏敬の念をもって、先見性のある戦略計(jì)畫を立てる。
(2)流れに従い目標(biāo)実現(xiàn)に向かってマクロ政策を調(diào)整し、特に需要喚起型の政策によって達(dá)成が難しい高度成長(zhǎng)を追い求めないようにする必要がある。
(3)深刻な生産能力の過剰を主體的に安定的に処理し、既得権益層をうち破り、再編する。
(4)環(huán)境を整え、見通しを誘導(dǎo)し、産業(yè)の高度化とイノベーション活動(dòng)を積極的に推進(jìn)する。
(5)成長(zhǎng)の構(gòu)造とエネルギーの転換を?qū)潖辘丹?、企業(yè)、金融、財(cái)政、政府の管理態(tài)勢(shì)の系統(tǒng)的な改革を推進(jìn)する。
日韓などのエコノミーの経験と教訓(xùn)を真剣に検討し、これをくみ取って、中國(guó)経済のモデル転換期における後発組としての優(yōu)位性を形成することが大切だ。(提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/KS?編集/武藤)
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2016/3/4
八牧浩行
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