30年前に出版された書籍、「一人っ子政策」の廃止時期をピタリと予言?ネットで話題に―中國

Record China    2016年2月19日(金) 17時10分

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18日、中國で30年前に出版された書籍が、一人っ子政策廃止の時期をピタリと「予言」していたことがわかり、中國のネット上で話題になっている。寫真は妊婦。

2016年2月18日、中國で30年前に出版された書籍が、一人っ子政策廃止の時期をピタリと「予言」していたことがわかり、中國のネット上で話題になっている。

中國では昨年、一人っ子政策が完全に廃止され、二人目を認める「二人っ子政策」に移行したが、澎湃新聞によると、1985年6月に出版された書籍「人口縦橫談」のなかに、その時期を言い當てたくだりがあるという。

同著は南京大學経済學部主任の杜聞貞(ドゥー?ウェンジェン)氏が著したもので、第8章「計畫生育――わが國の基本國策」には、次のように記されている。

「わが國の未來100年の合理的な人口発展の流れは次のようなものになるはずだ。80年代から徐々に出生率の第一の変化が起きる。斷固として二人以上の出生を根絶し、積極的に一人っ子の率を上げていく。2015年から出生率の第二の変化が起き、徐々に子どもを二人生むようになる」

この書籍の該當部分を寫した寫真がネット掲示板にアップされると、ネットユーザーからは「神だ」「今まで見たなかで一番すごい専門家だ」などと稱賛の聲があがった。一方で、「研究からだいたいの時期を予測しただけで、一致したのはたまたま」といった見方もあったという。

なお、86歳になった杜氏本人は、「當時の経済と人口狀況を基に、出産?育児と文化などの要素から予測した」とし、詳しい研究內容については覚えていないものの、結果的に予測が的中したことについては喜びの言葉を口にしているという。(翻訳?編集/北田

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