Record China 2016年2月20日(土) 20時40分
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自民黨?丸山和也參院議員の「黒人奴隷の子孫が米大統(tǒng)領」発言は、日本だけなく中國でも注目された。とんでも発言に、日中両國のネットユーザーからは批判の聲が集中した。寫真は米國
2016年2月20日、自民黨の丸山和也參院議員が17日の參院憲法審査會で、オバマ米大統(tǒng)領について「黒人の血を引く。奴隷ですよ」などと発言したことは、中國でも関心を集めている。中國のネットユーザーは「正気とは思えない」などと反応。日本のネットユーザーからは非難の嵐だが、「トランプ氏の支持者にはうけそう」との見方も飛び出した。
丸山氏は弁護士出身。テレビ番組に出演して人気を集め、07年の參院選に比例代表で出馬して初當選し、現(xiàn)在2期目だ。丸山氏は発言後、「米國の良いところももっと見習ってやったらいいじゃないかと感じてもらうために言った」などと釈明し、発言を謝罪?撤回したが、「後の祭り」。18日には參院憲法審査會の委員を辭任した。野黨側は「議員辭職」をも求め、攻勢を強めている。
そもそも、オバマ大統(tǒng)領は黒人奴隷の子孫ではなく、父親はケニア人留學生で、母親は米國生まれの白人。かつて黒人奴隷と無関係で、こうした「事実誤認」を含む発言は海外のメディアでも報じられた。
このニュースに、中國のネットユーザーからは「正気とは思えない」「重大な人権侵害。米國も黙っていないんじゃないか?」「日米関係に亀裂が入るのは喜ばしいことだ」「言論の自由に悩まされる日本」「日本人って弱いものに強く出て、強いものには従うと思っていたけど、今では誰にでもかみつくようになったんだな」などの書き込みが寄せられた。
とんでも発言に日本のネットユーザーは非難ごうごうで、「情けない以前の問題」「謝罪してもダメだから」「言いたいことを適切に表現(xiàn)できないようでは、國會議員はもちろん弁護士も務まらないでしょうね」「弁護士の面汚し」「覚せい剤でもやってるんじゃないかと思ってしまったほどだ」「一度世に放たれた言葉はなかったことにはできない」などのコメントがずらり。
中には「(過激発言を繰り返す)トランプ氏の支持者にはうけそうですね」との指摘や、オバマ大統(tǒng)領のスローガン「チェンジ」を引用した「アウト!甘利-宮崎-丸山。スリーアウトチェンジ!」との聲もあった。(編集/大隅)
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