「鉄道旅行はまるで拷問」！普通席の座席改善要求に賛同相次ぐ―中國

2007年11月、ある大手ネット掲示板で「汽車の普通席は最も愚かで人間工學(xué)を無視した設(shè)計(jì)だ」と題した文章が掲載され、大きな話題となっている。東方今報(bào)が伝えた。

掲示板の文章は、鉄道旅行で疲労する最大の原因は座席設(shè)計(jì)にあると指摘。長時(shí)間の鉄道旅行で眠ろうとしても場所がせますぎるため、窓側(cè)によりかかったりサイドテーブルにうつぶせになったりなど様々な姿勢を取ろうとするが、まるでなにかの拷問を受けているような光景だと主張している。また、別のネットユーザーからも背もたれが垂直で高すぎる、人間工學(xué)を無視した設(shè)計(jì)が問題だとの同意が相次いだ。

中國では、鉄道は長距離の都市間移動で最も一般的な交通手段だ。中國版新幹線など、快適な新型車両が続々と登場する一方、「緑皮車」と呼ばれる昔ながらの客車もまだ多く存在している。少しでも安い切符を求めて舊型列車を選択する市民も多いが、普通席に座ったまま10時(shí)間、時(shí)には數(shù)十時(shí)間の大旅行となるため、病気になる者も出るほどの過酷な旅となる。（翻訳?編集/KT）