土砂流入に悩む天山天池、大型環(huán)境保護(hù)プロジェクト動き出す―新疆ウイグル自治區(qū)

2007年11月、國家5A級観光地にも選ばれている新疆ウイグル自治區(qū)天山天池だが、土砂が流れ込み年々面積が縮小するなど環(huán)境悪化が問題化していた。16日、自治區(qū)政府は2000萬元（約3億円）を投じた新疆天池環(huán)境保護(hù)プロジェクトの実施を発表した。

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天山天池が位置する新疆ウイグル自治區(qū)は牧畜が盛んなことで知られる。しかし、過度の牧畜は家畜が草を食べ盡くしてしまい、草原を消失させる。天山天池周囲の草原も大きな被害を受けている。草原を失った大地は土壌を保持する力を失うため、大量の土砂が天山天池へと流れ込んだ。過去30年間で中心部に向け200mもの長さにわたり土砂が堆積、湖水面積は約3％減少した。

自治區(qū)の環(huán)境保護(hù)プロジェクトは、約70ヘクタールの植樹の実施、165ヘクタールの牧畜禁止區(qū)畫への指定、約100戸の牧畜民の移住―の3點(diǎn)からなり、生態(tài)環(huán)境の回復(fù)を目指している。（翻訳?編集/KT）