2016年2月22日、中國から韓國に贈(zèng)られる2頭のパンダをめぐり、環(huán)球時(shí)報(bào)は「中韓の友好促進(jìn)に韓國世論が期待を寄せている」と指摘する記事を掲載した。

韓國にパンダが贈(zèng)られるのは22年ぶり。前回の寄贈(zèng)は両國の國交が正?；筏?994年だったが、その後のアジア通貨危機(jī)による影響で韓國の飼育費(fèi)負(fù)擔(dān)が拡大、予定より早い98年に中國に返還された。今回は3歳のオスと2歳のメスが來月にも専用機(jī)で韓國に到著する予定で、4月から竜仁市の複合レジャー施設(shè)?エバーランドで公開となる見通しだ。

これについて、韓國?中央日?qǐng)?bào)は19日付で「中國は外交戦略で重視している國、あるいは深い友好関係を持つ國にだけパンダを貸し出している」と説明し、22年ぶりの寄贈(zèng)は中國が両國関係を格別に重視している表れだと指摘。さらに、「中國は希少動(dòng)物を外交に使ってきた。パンダはその中でも最高レベルの贈(zèng)り物だ」とし、これまで日本、米國、フランス、英國にパンダが贈(zèng)られていることや、中國がかつて韓國に贈(zèng)った動(dòng)物にはアムールトラやトキが含まれていることを紹介した。

このほか、韓國?ソウル新聞は「中韓が最高の蜜月期を迎える中、両國トップは今回の寄贈(zèng)を決めた?，F(xiàn)在、終末高高度防衛(wèi)（THAAD）ミサイル配備問題で揺れる中、パンダの贈(zèng)呈が狀況を良い方向に向かわせるかに関心が集まる」と伝えている。

なお、2頭の家として用意されるのは3300平方メートルの広さを持つ建物。動(dòng)物園の設(shè)計(jì)を手掛ける世界的な著名企業(yè)に設(shè)計(jì)を依頼したという。名前の公募は中韓のSNSで昨年12月下旬から1月初旬にかけて実施され、集まった8500點(diǎn)の中から5點(diǎn)を選び、両國で話し合いを続けている。（翻訳?編集/野谷）