2016年2月21日、強(qiáng)いエルニーニョ現(xiàn)象がアフリカに與えた災(zāi)害が広がっており、アフリカは過去30年間で最大の干ばつに見舞われ、被災(zāi)者は3500萬人を超えると推定される。アフリカ諸國の政府は國際社會に緊急支援を呼びかけている。アフリカの深刻な飢饉を前に、習(xí)近平（シー?ジンピン）國家主席はこのほど南アフリカで行われた中國?アフリカ協(xié)力フォーラム（FPCAC）のヨハネスブルグサミットで、被災(zāi)國に10億元（約172億6000萬円）緊急食料支援を提供することを明らかにした。

國際連合世界食糧計畫（WFP）は15日、ジンバブエ、モザンビーク、南アフリカ、ザンビア、マラウイ、スワジランドなどの被害が深刻な國では、食料支援が必要な人が農(nóng)村部に4000萬人、都市部に900萬人いると発表した。エチオピアで支援を必要とする人は2016年末時點(diǎn)で1000萬人増加して1800萬人に上る見込みだ。國連児童基金（UNICEF）の推計によると、エチオピアには8700萬ドル（約98億円）の支援が必要だ。國連人道問題調(diào)整事務(wù)所（UNOCHA）によると、今年下半期に農(nóng)業(yè)の狀況が好転したとしても、被災(zāi)國が干ばつによる影響から抜け出すには2年がかかる。

UNICEFは17日、「アフリカの雨季が過去30年で最大の干ばつに見舞われ、この影響により、アフリカの東部と南部では、100萬人近い子供が深刻な栄養(yǎng)不足に陥っている」と警告を発した。

中國商務(wù)部によると、中國はすでに緊急食料支援マニュアルを発動し、関連當(dāng)局と共同で具體的な支援措置の制定を急ピッチで進(jìn)めており、支援を著実に行うという。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/KS?編集/武藤）