八牧浩行 2016年2月26日(金) 3時(shí)10分
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25日、筑波大學(xué)発のベンチャー企業(yè)、サイバーダイン社の山海嘉之社長(zhǎng)が日本記者クラブで會(huì)見(jiàn)した。人間、ロボット、情報(bào)、醫(yī)療が融合?複合した人間支援技術(shù)「サイバニクス」を同社開(kāi)発の世界初のロボットスーツ「HAL」を使って説明した。
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2016年2月22日、筑波大學(xué)発のベンチャー企業(yè)、サイバーダイン社(本社つくば市)の山海嘉之社長(zhǎng)(筑波大學(xué)大學(xué)院教授?サイバニクス研究センター長(zhǎng))が日本記者クラブで記者會(huì)見(jiàn)した。人間、ロボット、情報(bào)、醫(yī)療が融合?複合した人間支援技術(shù)「サイバニクス」を同社開(kāi)発のロボットスーツ「HAL」を使って説明した。
【その他の寫(xiě)真】
サイバーダイン社の事業(yè)領(lǐng)域は、脳神経系疾患の患者向けの機(jī)能改善治療を行う醫(yī)療サービス、介護(hù)福祉用の生活支援サービス、建設(shè)?工場(chǎng)現(xiàn)場(chǎng)向け産業(yè)支援サービスなど多岐にわたるという。人間の脳神経とロボットを融合した世界初の発明とされ、ドイツ、米國(guó)をはじめとする世界各國(guó)で醫(yī)療用として認(rèn)可?保険適用され、日本でも今年初めに保険適用が決まった。畫(huà)期的な研究成果を企業(yè)化したことから山海氏は「日本のスティーブ?ジョブズ(米アップル創(chuàng)業(yè)者)」とも言われている。発言要旨は次の通り。
日本は明治以來(lái)の國(guó)づくりに當(dāng)たって、學(xué)習(xí)速度を重視してきた。効率化された學(xué)習(xí)機(jī)會(huì)は経済?技術(shù)の発展に大きな役割果たした。しかしフロントランナーになった現(xiàn)在、新たな人材育成、産業(yè)の創(chuàng)出、未來(lái)開(kāi)拓型のチャレンジへ変革していく必要がある。
今、少子高齢化問(wèn)題をどう解決するかが大きな課題となっている。世界で進(jìn)行する高齢化は、病気にかかり、身體?認(rèn)知機(jī)能の低下していく人々が増えることを意味する。サイボーグ(生命體と機(jī)械の融合)型介護(hù)醫(yī)療ロボットの開(kāi)発?普及によって、多くの人が抱える制約を解除し、自由度の高い生き方が可能になることを目指した。
その目標(biāo)達(dá)成へ、人とロボットが有機(jī)的に支えあう「サイバニックシステム」を考案。物理系と情報(bào)系を融合することによって、脳神経の機(jī)能回復(fù)と再生、介護(hù)する側(cè)とされる側(cè)の両方を支援する緻密な設(shè)計(jì)図を描いた。これは生産現(xiàn)場(chǎng)の技術(shù)にも応用できる。通信機(jī)能がすべて備わっているので、ドイツをはじめ世界中から(情報(bào)が)すべて筑波に集まってくる。
従來(lái)の研究者は、ほとんどが「何か使えませんかね」とシーズ(事業(yè)化、製品化の可能性のある技術(shù)やノウハウ)を持って企業(yè)などに出歩く。目標(biāo)を定めその目的達(dá)成のためにシーズや手段を選んでいない。未來(lái)のあるべき目的、姿を?qū)g現(xiàn)するために解決法を探し、現(xiàn)狀のシーズや手段にこだわらないことが大事だ。
いったん未來(lái)のあるべき姿に立って、いかにハードルを越えていくか、バックキャスト(將來(lái)を予測(cè)する際に、持続可能な目標(biāo)となる社會(huì)の姿を想定し、その姿から現(xiàn)在を振り返って今何をすればいいかを考える手法)が有用だ。
実用化へ製品らしいものができてくると、プロトタイプができてそれで終わりというのでは、新たなイノベーション創(chuàng)生ができなくなると考えた。ベンチャー企業(yè)「サイバーダイン」を創(chuàng)業(yè)し、多くの人の參加による経済サイクルを創(chuàng)るために、上場(chǎng)というプロセスが必要だった。
筑波大大學(xué)院生のときに、加入していた學(xué)會(huì)をすべてやめてグラウンドデザインを3年かけて作成した。日本の研究者は若いうちに短期的なテーマを多く探し、短期間で成果を出さなければならない傾向があるが、日本の研究開(kāi)発にとって問(wèn)題だと思う。私は一つの(長(zhǎng)期的な)プロセスをずっと歩んで、大學(xué)発ベンチャー企業(yè)を創(chuàng)り、理念を追求し続けることとができた。買収などによって侵害されないよう「複數(shù)議決権」という日本初の方式で上場(chǎng)することができた??茖W(xué)分野でない経営分野についても工夫の積み上げが必要となる。
醫(yī)療用HALは體に裝著して歩行機(jī)能を高める裝置である。人間の脳、脊髄、運(yùn)動(dòng)神経を通して筋肉に伝わる生體電位信號(hào)を読み取り、裝著者の意思に従って動(dòng)く。HALと人體が一體的に動(dòng)作し、「歩けた」という感覚を脳にフィードバックすることで、脳?神経?筋系の機(jī)能改善ループを促す。
◆歐米日で「醫(yī)療機(jī)器」認(rèn)証
當(dāng)初ロボットスーツ「HAL」を醫(yī)療介護(hù)分野で承認(rèn)を得るための機(jī)関がなく、參照する情報(bào)も少なかった。革新技術(shù)を社會(huì)の中で活用しようとすると、様々な調(diào)整が必要となる。歐州、米國(guó)、日本それぞれの國(guó)で制度が違う。薬と同じように、進(jìn)行性の神経性疾患に対し効果があることが認(rèn)められた。
実用化に際しては、多くのプロセスを経て、イノベーションにつながる。脳、運(yùn)動(dòng)神経、脊髄から脳神経系の情報(bào)を取りだして、ロボットの中で整えなおして、もう一度人間に戻すことによって、技術(shù)的な成果が得られた。
HALは、歐州連合(EU)で醫(yī)療機(jī)器としての認(rèn)証を既に取得、ドイツでは14年8月からHALを利用した機(jī)能改善治療に対して公的な労災(zāi)保険の適用が始まり、子會(huì)社が治療サービスを行っている。米國(guó)や日本でも認(rèn)証された。再生醫(yī)療分野への応用も可能で、京都大學(xué)の山中伸彌教授らとも連攜している。政府の支援も得て、筑波研究學(xué)園都市に「特區(qū)センター」、福島県に製造工場(chǎng)を建設(shè)する計(jì)畫(huà)だ。HALは人の福祉?幸福のために開(kāi)発されたものであり、海外から軍事利用の話があったが、全て斷った。(八牧浩行)
■筆者プロフィール:八牧浩行
1971年時(shí)事通信社入社。 編集局経済部記者、ロンドン特派員、経済部長(zhǎng)、常務(wù)取締役編集局長(zhǎng)等を歴任。この間、財(cái)界、大蔵省、日銀キャップを務(wù)めたほか、歐州、米國(guó)、アフリカ、中東、アジア諸國(guó)を取材。英國(guó)?サッチャー首相、中國(guó)?李鵬首相をはじめ多くの首脳と會(huì)見(jiàn)。東京都日中友好協(xié)會(huì)特任顧問(wèn)。時(shí)事総合研究所客員研究員。著?共著に「中國(guó)危機(jī)ー巨大化するチャイナリスクに備えよ」「寡占支配」「外國(guó)為替ハンドブック」など。趣味はマラソン(フルマラソン12回完走=東京マラソン4回)、ヴァイオリン演奏。
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