2016年2月22日、英紙ガーディアンは新華社の報道を引用し、中國北京市が大気汚染の最高レベルの「赤色警報」の基準(zhǔn)を引き上げると発表したと報じた。

新華社が21日に報じたところによると、北京市は3月末から、「赤色警報」を発令する基準(zhǔn)を引き上げることを明らかにした。新しい基準(zhǔn)では、大気汚染指數(shù)（AQI）の1日の予想平均値が500を上回る場合、300を上回ると予測される日が2日連続する場合、200を上回ると予測される日が4日間となる場合に赤色警報を発令する。

この報道に、歐米のネットユーザーがコメントを寄せている。

「これも1つのやり方だ。だが基準(zhǔn)値を引き上げ続けていけば、大気汚染は発生していないというふりをすることもできる」

「政府が取る通常のやり方だ。規(guī)制が厳しすぎて目標(biāo)を達成できないと分かると基準(zhǔn)や目標(biāo)を緩める」

「基準(zhǔn)を厳しくすべきだ」

「北京の大気汚染がこんなにひどくなったのは、実際のところは誰の責(zé)任なんだ？北京市長か？習(xí)近平氏か？」

「問題の原因を解決するのではなく、ゴールポストを動かす方がいいということだな」

「こんなに汚染された地域で多くの人々が生活しなければいけないなんて、ショックだ」（翻訳?編集/蘆田）