Record China 2016年2月27日(土) 2時30分
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23日、北京國家體育場「鳥の巣」は北京五輪の象徴的なスポーツ施設だが、維持するだけで年間35億円もの経費が掛かるなど、問題視されている。
2016年2月23日、中國網によると、2008年に開催された北京五輪で使用され、注目を集めた北京國家體育場「鳥の巣」は、建設のため35億元(約600億円)の総工費が掛かったが、その後は使用される機會も少なく、維持するだけでも年間2億元(約35億円)近くの費用が掛かっており、問題視されている。
大規(guī)模陸上競技大會以外の多様な使用目的が想定されておらず、利用の増加が見込めないほか、建設費ばかりでなく、維持?運営にコストが掛かりすぎるスポーツ施設が増えている。統(tǒng)計では中國國內のスポーツ施設のうち、一般の利用も可能な施設はわずか35%にとどまっている。
13年の統(tǒng)計では、中國に現(xiàn)存する大型スポーツ施設の6割が大規(guī)模な陸上競技大會の開催條件は満たしながら、多様な使い方には対応しておらず、週に500人以上の利用がある施設は半數(shù)余りにとどまっている。しかしその一方で、中國ではサッカー人気が高まっていながら、専用のスタジアムはわずか5カ所。試合の多くは陸上競技施設を借りて行われている。
スポーツ施設の運営について、12年から1年間の米國視察を行った江西財経大學の易剣東(イー?ジエンドン)副學長は、米國ではスポーツ産業(yè)が國內総生産(GDP)の2?3%を占めるほど発達していると話す。年間入場者が5000?7000萬人に上る施設や、プロスポーツ中継で得られる収入などもある。
しかし、中國ではスポーツ産業(yè)がGDPに占める割合は0.25%程度(10年)で、取りまく環(huán)境があまりに異なる。産業(yè)を発達させることは一朝一夕にはいかず、時間を要するだろう。(翻訳?編集/岡田)
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