2016年2月24日、新京報によると、中國國家衛(wèi)生?計畫生育委員會（衛(wèi)生計生委）は中國の小児醫(yī)療の実態(tài)について、「0?14歳の子ども1000人に対する小児科醫(yī)の數(shù)は0．53人」というデータを示した。

衛(wèi)生計生委は「0．53人という割合は主要先進國に比べ大幅に低い」と指摘。労働人口の減少や少子高齢化を重く見た中國政府は今年から全面的な「二人っ子政策」を始めたが、現(xiàn)場の體制が追いついていないことが浮き彫りとなった。

中國の0?14歳人口は全體の18％に當たる2億3000萬人前後とみられており、小児専門の醫(yī)療機関は全國に99施設、小児科を設置している病院は3萬6000施設ある。小児科の急診は年間4億7100萬人（延べ人數(shù)）で、急診全體に占める割合は約10％。小児科醫(yī)1人の1日の診察件數(shù)は平均17人で、他の醫(yī)師の2．4倍に達している。衛(wèi)生計生委は「（小児科醫(yī)は）リスクの高い職業(yè)だが、待遇が悪い、患者とのトラブルが多い、勤務時間が長いなど數(shù)々の問題を抱えている。人材の流出も多い」と指摘、醫(yī)師不足に対処するため関連機関と研究を重ねるとした。（翻訳?編集/野谷）