2016年2月24日、駐日中國(guó)大使館の何振良?公使が記者會(huì)見(jiàn)し、中國(guó)が議長(zhǎng)國(guó)となって上海で26、27日の両日開(kāi)催される20カ國(guó)?地域（G20）財(cái)務(wù)相?中央銀行総裁會(huì)議について、「世界経済が不安定になり、中國(guó)、米國(guó)、日本をはじめ世界が金融市場(chǎng)や株式市場(chǎng)の混亂に直面している」と指摘。G20として「対応策をリードし安定につなげられるか主要なテーマとなる」と強(qiáng)調(diào)、何らかの市場(chǎng)安定策が打ち出される可能性を示唆した。

【その他の寫(xiě)真】

また、今秋、中國(guó)?杭州で開(kāi)催される G20サミット（首脳會(huì)議）について、「世界経済の安定的な成長(zhǎng)と長(zhǎng)期的な発展のために重要な會(huì)議となる」と言明。その上で、（1）參加各國(guó)が世界経済のさらなる発展へ連攜すること（2）、金融、貿(mào)易投資などの重點(diǎn)分野での協(xié)力の基盤(pán)を強(qiáng)固なものにすること―などについて、中國(guó)が議長(zhǎng)國(guó)としてリードしていく考えを示した。

2月上旬の春節(jié)期間中の訪(fǎng)日中國(guó)人観光客に関し、「ビザ（査証）申請(qǐng)などの統(tǒng)計(jì)から判斷して、かなりの人數(shù)に上り、デパートなども大変な賑わいだった。多數(shù)の中國(guó)人観光客の訪(fǎng)日は、中日関係の改善にもつながる」と明かした。一方で、「憂(yōu)慮しているのは、日本からの訪(fǎng)中観光客數(shù)が伸びていないこと」とし、「雙方向の交流が重要であり、もっと中國(guó)においでいただきたい」と訴えた。（八牧浩行）

■筆者プロフィール：八牧浩行

1971年時(shí)事通信社入社。 編集局経済部記者、ロンドン特派員、経済部長(zhǎng)、常務(wù)取締役編集局長(zhǎng)等を歴任。この間、財(cái)界、大蔵省、日銀キャップを務(wù)めたほか、歐州、米國(guó)、アフリカ、中東、アジア諸國(guó)を取材。英國(guó)?サッチャー首相、中國(guó)?李鵬首相をはじめ多くの首脳と會(huì)見(jiàn)。東京都日中友好協(xié)會(huì)特任顧問(wèn)。時(shí)事総合研究所客員研究員。著?共著に「中國(guó)危機(jī)ー巨大化するチャイナリスクに備えよ」「寡占支配」「外國(guó)為替ハンドブック」など。趣味はマラソン（フルマラソン12回完走＝東京マラソン4回）、ヴァイオリン演奏。