Record China 2016年2月25日(木) 0時50分
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18日、中國紙?環(huán)球時報(bào)は日本社會の目の不自由な人への配慮について報(bào)じた。寫真は點(diǎn)字ブロック。
2016年2月18日、中國紙?環(huán)球時報(bào)は日本社會の目の不自由な人への配慮について報(bào)じた。
中國で目の不自由な人は1300萬人いると言われている。人口を13億人とすると、100人に1人の割合だ。しかし、中國のインターネット掲示板で「100人に1人が目の不自由な人なのに、街中でこういう人たちをあまり見かけないのはなぜ?」といった疑問が提起されるほど、中國では見かけることが少ない。
日本ではどうか。少し古いが、2008年の厚生労働省の発表では、目の不自由な人は総人口の0.27%にあたる31萬人いると言われている。中國よりも割合は少ないが、街中で目の不自由な人を見かけたことがあるという人がほとんどだろう。記事はこの差について、「目の不自由な人が安心して外出できる環(huán)境があるかどうか」という點(diǎn)を指摘している。
日本には目の不自由な人のための設(shè)備が至る所にある。たとえば、橫斷歩道には目の不自由な人のための「音響用押ボタン」があり、音楽が流れることで信號が青であることを教えてくれる。
また、點(diǎn)字も広く普及している。駅では券売機(jī)やエレベーターはもちろん、電車內(nèi)のドアには何號車の何番ドアであるか、階段の手すりにはそこが何番出口であるかという情報(bào)が點(diǎn)字で示されている。公共施設(shè)や銀行のATMでも同様だ。こうした配慮は生活の中にもある。たとえば、シャンプーの容器の側(cè)面にギザギザを付けることでリンスと間違えないようにしていたり、酒類の缶の上部に點(diǎn)字で「おさけ」と表示することで誤って飲まないように工夫されている。
このほか、ほとんどの道路には點(diǎn)字ブロック(地面に設(shè)置された黃色いブロック)があり、盲導(dǎo)犬を連れて入ることができる施設(shè)や店も多い。また、子どもたちに目の不自由な人の生活を體験させる授業(yè)を取り入れている學(xué)校もある。
中國ではこうした社會環(huán)境がまだまだ整っていないのが実情だ。中國にも點(diǎn)字ブロックはあるものの、點(diǎn)字ブロックの上に自動車を止めたり、露店を開いたり、ひどい場合には點(diǎn)字ブロックの途中に街路樹やマンホールが設(shè)置されている所もある。記事は「この問題においては、中國人は日本を認(rèn)めざるを得ず、日本から學(xué)ばなければならない」としている。(翻訳?編集/北田)
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