2016年2月28日、北京青年報によると、中國で國內(nèi)旅行よりもアジア圏に海外旅行に出かける方が安くなっているという。

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大手旅行會社Ctripでは、韓國ソウルの3泊4日の旅行は1938元（3萬4000円）からとなっており、香港の4泊5日の旅行は1693元（約3萬円）から、タイのプーケットの5泊7日の旅行は2793元（約4萬9000円）からとなっている。一方、同じ時期の中國海南島の4泊5日の旅行は3500元（約6萬1000円）から。成都、九寨溝、黃龍などをめぐる7泊8日の旅行は3519元（約6萬1600円）からとなっている。ほかの旅行サイトでも、同じ4泊5日の旅行でも、シンガポールは2399元（約4萬2000円）なのに対し、雲(yún)南省は4630元（約8萬1000円）からとなっている。旅行サイト?中青旅遨遊網(wǎng)の徐（シュー）氏によると、春節(jié)以降、北京市場でもこうした狀況が続いているといい、「國內(nèi)旅行よりも海外旅行を勧めている」のだという。

ある業(yè)界関係者は、「最近では、日本や韓國に旅行に行く方が、海南島や桂林へ行くよりも安い」と話し、その理由については「春節(jié)が過ぎ、オフシーズンになっていることで航空券が割引されているが、國際線の方が割引率が高い」ことを挙げている。また、徐氏は「現(xiàn)在、中國の公務員や國有企業(yè)の職員の出國條件が厳しくなっている。こうした人が、國內(nèi)旅行に流れることで、國內(nèi)の観光地がシーズンオフにならず、料金が高止まりしていること」「人民元の購買力が上昇したことで海外旅行が安くなっていること」も理由に挙げている。（翻訳?編集/北田）