歴史文化保護(hù)のため？「人口密度」の調(diào)整で、年4萬(wàn)人の住民を舊市街地から移動(dòng)へ―北京市

2007年11月20日、「北京日?qǐng)?bào)」は、19日、北京市規(guī)畫委が公表した「北京市“十一五”期間歴史文化名城保護(hù)計(jì)畫」について報(bào)じた。この「名城保護(hù)計(jì)畫」は今後5年間の北京の歴史文化保護(hù)地區(qū)の保全に関する原則と基本方針を表したものだが、北京の歴史文化の保全と発展ばかりでなく、市民の日常生活にも深く関わる內(nèi)容となっている。

【その他の寫真】

「名城保護(hù)計(jì)畫」には、北京郊外の円明園、萬(wàn)里の長(zhǎng)城、香山公園等の修繕と風(fēng)景地區(qū)周辺の環(huán)境整備、また、舊市內(nèi)の歴史文化保護(hù)地區(qū)や伝統(tǒng)的町並みの殘されている地區(qū)に対する研究と保全に関して、詳細(xì)な計(jì)畫が盛り込まれている。

「名城保護(hù)計(jì)畫」の対象となる地區(qū)內(nèi)では、ガソリンスタンド等の著しく景観を損ねる建造物や、今後さらに必要とされる駐車場(chǎng)の設(shè)置が制限される。

また、北京の人口密度問題にも觸れている。「北京城市総體計(jì)畫2004?2020」に照らし合わせて、法律的、経済的、行政的手段を用いて、舊市街地の人口を年平均4萬(wàn)人、2020年までに180萬(wàn)人から110萬(wàn)人に減らすことを求めている。

「名城保護(hù)計(jì)畫」では、人口を分散させ、調(diào)和のとれた社會(huì)を築くことが、歴史文化保護(hù)區(qū)の保全に不可欠だとしている。（翻訳?編集/高橋）