2016年3月2日、去年の春、中國(guó)人が日本で溫水洗浄便座や電気炊飯器を爆買いした現(xiàn)象が、人々の消費(fèi)レベルの向上に関する大きな話題となった。この1年で済南の家電メーカーの九陽(yáng)はすでに自社開(kāi)発した電気炊飯器を日本で販売することに成功し、國(guó)內(nèi)のミドル?ハイエンド市場(chǎng)のシェアを急速に高めている。彼らはどうやって成し遂げたのか？九陽(yáng)の黃淑玲（ホアン?シューリン）董事長(zhǎng)は「技術(shù)革新はもとより、販売方式の大きな転換も同様に重要である」と語(yǔ)った。済南日?qǐng)?bào)が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

▼九陽(yáng)電気炊飯器はどうやって日本で販売することができたのか？

黃董事長(zhǎng)によれば日本には「南部鉄器」で作った電気炊飯器があり、品質(zhì)が非常に良く、國(guó)內(nèi)でこの種の商品を作っているメーカーはほとんど無(wú)い。この種の電気炊飯器は內(nèi)釜を手工蕓で作り上げるため、加熱する際の効率が高く、さらにおいしいお米を炊くことが出來(lái)る?！秆芯郡谓Y(jié)果、この種の製品の技術(shù)は我々でも生産可能なことがわかった。また詳細(xì)な消費(fèi)者アンケートを行い、電気炊飯器の材質(zhì)と品質(zhì)の両面から著手することを決定した」と黃董事長(zhǎng)は語(yǔ)った。

自社の電気炊飯器と日本の電気炊飯器で炊かれたお米が同じようにおいしいことを証明するため、九陽(yáng)の営業(yè)チームは鉄は熱いうちに打てとばかり、自社製の炊飯器「鉄釜」を日本に持っていき、東京の街中でブラインドテストを?qū)g施した。ある壽司屋のオーナーを説得し、お米を「鉄釜」で炊いてもらったところ、お米に対して厳しい日本人のお客は変化に気付かなかったばかりか、壽司に対しての評(píng)価はすこぶるよかった。

代理メーカーを通じて、2015年に九陽(yáng)電気炊飯器は日本市場(chǎng)で1億元（約17億円）の売上げを達(dá)成した。九陽(yáng)にとって電気炊飯器を日本で販売したことはある種の象徴的な出來(lái)事に過(guò)ぎない。さらに大きな意義をもつのは、中國(guó)國(guó)內(nèi)市場(chǎng)でのシェアを急速に拡大した點(diǎn)だ。昨年の「ダブル11（11月11日のネット通販イベント）」期間中に、九陽(yáng)は3億1000萬(wàn)元（約53億5000萬(wàn)円）の売上げを上げて、自己最高記録を打ち立てた?！糕煾工稀赋瑝婴煨肖股唐筏趣筏皮长斡涘h達(dá)成に貢獻(xiàn)した。

「中國(guó)人が安さのみを求める時(shí)代はすでに終わった?，F(xiàn)在、人々は質(zhì)と価格のどちらも優(yōu)れていることを重視する。商品の品質(zhì)がしっかりしていて、買い手の好みに合えば、認(rèn)められる」と黃董事長(zhǎng)は「鉄釜」の成功の秘訣についてこうまとめた。

▼「インターネットプラス」の「プラス」の部分が最重要

黃董事長(zhǎng)は「インターネットプラスという言葉が日々取り上げられ、人々はインターネットの発想について語(yǔ)っているが、私の考えではインターネットとはツールでありプラットフォームに過(guò)ぎない。プラスの部分こそ最も重要なのだ。ユーザーのポイントをついて製品を作ることこそ基本である」と語(yǔ)った。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?翻訳/TG?編集/武藤）