「7割が赤字」の中國テーマパーク、ディズニーランドとの違いは何か―中國メディア

Record China    2016年3月4日(金) 20時20分

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4日、第一財経によると、6月にオープン予定の上海ディズニーランドが注目を集める一方で、中國國內(nèi)で巨額を投じて建設(shè)されたテーマパークのほとんどが経営不振に陥っている。寫真はディズニーランド。

2016年3月4日、第一財経によると、6月にオープン予定の上海ディズニーランドが注目を集める一方で、中國國內(nèi)で巨額を投じて建設(shè)されたテーマパークのほとんどが経営不振に陥っている。

「2015年中國テーマパーク業(yè)界発展現(xiàn)狀分析」によると、最近10年に相次いで建設(shè)された中國國內(nèi)のテーマパークの內(nèi)、すでに80%が倒産しているという。國內(nèi)の旅行業(yè)界全體に與えた経済的損失は3000億元(約5兆2500億円)に上ると試算されている。また、中國社會科學院旅行研究センターの魏小安(ウェイ?シアオアン)研究員は、「中國國內(nèi)で5000萬元(約8億7500萬円)以上を投じて建設(shè)された300のテーマパークのうち、利益を上げているのは1割。7割が赤字の狀態(tài)だ」と指摘している。

失敗の代表例と言えるのが、1996年に江蘇に建設(shè)された中國初のSFテーマパーク?福祿貝爾。開園當初は5つのエリアを売りに1日8萬人を集客したが、數(shù)カ月後には客足が遠のいた。180元(約3150円)だったチケットは10元(約175円)にまで値を下げ、最終的に閉園に追い込まれた?!??2年目は繁盛、3年目に失速、4年目に下降、5年目で閉鎖」というのが、多くのテーマパークがかかる“呪い”だと言われている。

では、成功を収めている海外のテーマパークとの違いは何か。記事は、ディズニーランドを例にあげる。ディズニーはもともと映畫制作を基礎(chǔ)としていて、そのストーリーは非常に練り込まれ、映像も細部にまでこだわっている?!弗楗ぅ螗螗啊工沃谱鳏扦稀ⅴ攻骏氓栅ⅴ榨辚?年間も滯在したという。こうした優(yōu)れたストーリーや映像技術(shù)を背景に、ミッキーやドナルドといった人々から愛されるキャラクターが生み出される。

さらに、こうしたキャラクターの活躍は映畫やテーマパークにとどまらない。出版物や音楽、アクセサリーやおもちゃ、食品、日用品など、さまざまなキャラクターグッズが生み出される。公式のデータによると、ディズニーランドの利益の60%はこうした2次的な商品によるものだという。一方で、中國のテーマパークにはこうした「著作権」という基礎(chǔ)がない。ある統(tǒng)計によると、中國のテーマパークのキャラクターグッズなど2次的な商品による利益は全體の5?10%程度だという。

佳[王奇]旅遊機構(gòu)の瞿佳(チュー?ジア)氏は、「中國のテーマパークはほとんどがどこかの模倣で、全體が同質(zhì)化している」と指摘。ストーリー性がないことで優(yōu)れたキャラクターを生み出せず、入園料のみに頼っていることが失敗の最大の原因と言える。(翻訳?編集/北田

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