2016年3月31日、中國(guó)の日本情報(bào)サイトに、日本の交通の安全さについて紹介する記事が掲載された。

記事は、日本の交通事故死亡者數(shù)の推移のグラフを掲載。1996年は9943人だったが、そこから右肩下がりに減少を続けて2015年には4117人となっている。ちなみに、世界保健機(jī)関（WHO）の調(diào)査では、中國(guó)の2014年の交通事故死亡者數(shù)は20萬(wàn)人以上とされている。では、日本がここまで交通事故による死亡者を減らすことができた要因は何だったのか。記事は「日本人自身がまとめた」といういくつかのポイントをあげている。

それは、「自動(dòng)車のスピードが速くないこと」「歩行者が交通ルールを守ること」「エアバッグやシートベルトなどの技術(shù)の向上」「飲酒運(yùn)転の取り締まり強(qiáng)化やシートベルト著用の徹底」「自動(dòng)車が人に道を譲ること」「醫(yī)療技術(shù)の進(jìn)歩」「信號(hào)が多いこと」「カーブミラーが多いこと」「自転車の交通ルールが厳しいこと」などだ。

中國(guó)では信號(hào)と信號(hào)の間隔が開いている場(chǎng)所が多く、スピードを出しやすい。また、歩行者が橫斷歩道以外の場(chǎng)所でも平気で道路を橫切ったり、ドライバーが歩行者に道を譲らず強(qiáng)引な運(yùn)転をしたりすることも、事故の大きな原因となっている。自転車も、日本では二人乗りや飲酒運(yùn)転、傘を差しながらの運(yùn)転や夜間の無(wú)燈火運(yùn)転が禁止されているが、中國(guó)ではそこまで厳しい決まりはない。道路上の設(shè)備も日本には及ばない。

記事は、「些細(xì)なことのように思えるが、これこそが日本の交通事故死亡者の數(shù)が少ない理由だ。中國(guó)人が學(xué)ぶべきポイントはたくさんある」としている。（翻訳?編集/北田）