2016年3月5日、新華網(wǎng)は記事「中國高速鉄道はしばらくの間、時速350キロに速度を上げることはない」を掲載した。

2007年の誕生から10年足らずの間に、営業(yè)距離1萬9000キロと世界一の高速鉄道大國となった中國。今や人口50萬人以上の都市は高速鉄道及びその他高速交通機(jī)関で接続されている。そうした中、課題となっているのが営業(yè)速度の再引き上げだ。

中國の高速鉄道は営業(yè)速度350キロで設(shè)計されているが、2011年の溫州高速鉄道衝突脫線事故を受け、最大300キロにまで制限されている。いつ350キロに戻すのだろうか。

全國政治協(xié)商會議委員、中國鉄道科學(xué)研究院首席研究員の黃強(qiáng)（ホワン?チアン）氏は新華社の取材に応じ、コストや設(shè)備更新、検査の問題などを考えるとしばらくは引き上げはないとの見通しを示した。速度を上げればその分、部品の摩耗などコストが上がり、料金にはねかえってしまうと話している。（翻訳?編集/