2016年3月7日、中國(guó)メディア?網(wǎng)易によると、葬場(chǎng)で遺族の同意なく遺體が火葬されてしまうという出來(lái)事が湖北省遠(yuǎn)安県で起きた。葬場(chǎng)側(cè)は「誤って火葬してしまった」と釈明したが、葬儀のため全國(guó)各地から集まった遺族は誰(shuí)一人として遺體に別れを告げられなかった。

このような驚きの出來(lái)事が起きたことを明かしたのは、2月28日に父親を交通事故で亡くした女性。親戚は中國(guó)各地に散らばって生活しており、30人ほどが急きょ葬儀のため集まり、3月2日、故人に別れを告げるため斎場(chǎng)へ向かった。

ところが、斎場(chǎng)に到著しても係員は言葉を濁し、遺體を出そうとしない。その後、責(zé)任者を自稱する人物があらわれ、「1日午後、遺體を誤って火葬してしまった」と釈明され、父親の遺體がすでにこの世にないことが明らかになった。

亡くなった男性の妹は「親戚はみな精神的にひどくまいってしまった。兄の遺體は事故の最も重要な証拠でもある。今後の捜査にも支障が出るかもしれない」と涙を流しながら訴えた。

遠(yuǎn)安県民政局の責(zé)任者は、斎場(chǎng)に過(guò)失があったことは明らかで、當(dāng)局も責(zé)任を負(fù)うとしているものの、事件の具體的な経緯については明かそうとしなかった。（翻訳?編集/岡田）