2016年3月7日、澎湃新聞によると、中國(guó)人民代表大會(huì)（全人代）で、中國(guó)人観光客が日本で薬を爆買いしていることに意見が相次いだ。

中國(guó)人観光客の“爆買い”は今年の春節(jié)（舊正月）も健在で、中でも風(fēng)邪薬などを大量に購(gòu)入していく人が目立った。

中國(guó)では昨年6月から、ほとんどの醫(yī)薬品に対して政府による定価を廃止し、市場(chǎng)主導(dǎo)での価格形成を進(jìn)めてきたが、江蘇康縁集団有限責(zé)任公司の肖偉（シアオ?ウェイ）會(huì)長(zhǎng)によると、低価格競(jìng)爭(zhēng)に流れ、「品質(zhì)優(yōu)先、価格合理」の原則が徹底されていないという。肖會(huì)長(zhǎng)は、「薬というものは安ければ安いほど良いというわけではない。実際、大企業(yè)と中小企業(yè)が生産する薬には、品質(zhì)に大きな違いがある。価格の保障があってこそ、品質(zhì)の向上とさらなる研究開発が進(jìn)む」とした。

恒瑞醫(yī)薬株式有限公司の孫飄揚(yáng)（スン?ピアオヤン）會(huì)長(zhǎng)は、「私たちの國(guó)は良い薬を造れないわけではない」と述べた。同會(huì)長(zhǎng)は、中國(guó)人が爆買いしている日本の薬の価格は適正であるが、決して安くはないとし、「鍵となるのは政府の管理レベル。質(zhì)を保証しながら、価格と利益のバランスを保っている」と指摘する?！溉枕n政府は特許が過ぎた醫(yī)薬品の製造を奨勵(lì)しているが、価格の下げ幅を決めてそれ以上は下げない」という。

肖會(huì)長(zhǎng)は、直接的?間接的なコストや生産にかかる原材料を考慮した上で、適正な利益を加味して価格を決定すべきだと訴えている。孫會(huì)長(zhǎng)も、「日本の製薬會(huì)社は生産コストのうち、原材料が占める割合は40％程度で、品質(zhì)は厳しく保たれている。良いものは安くは手に入らない」と語(yǔ)った。（翻訳?編集/北田）