中國にとって一挙両得の新戦略、政治家が提起「南シナ海の島をケイマン諸島のようなタックスヘイブンに」―米華字メディア

Record China    2016年3月10日(木) 11時20分

拡大

7日、中國で3日に開幕した両會において、ある政治家が南シナ海の島について、「ケイマン諸島のようなタックスヘイブンにすべきだ」と提起した。寫真は永興島。

(1 / 2 枚)

2016年3月7日、米華字メディア?多維新聞によると、中國で3日に開幕した両會(全國人民代表大會と中國人民政治協(xié)商會議)において、政治協(xié)商會議の全國委員で、同外事委員會副主任の韓方明(ハン?ファンミン)氏が、南シナ海にある西沙諸島(パラセル諸島)の一つである永興島(ウッディー島)をケイマン諸島のようなタックスヘイブン(租稅回避地)にすべきだと発言した。

その他の寫真

韓氏は、中國政府が特殊政策として打ち出し、海南省人民代表大會で立法化させることで、同省三沙市の中心地である永興島をグローバルなタックスヘイブンとし、オフショア金融センターとして発展させることを提案している。これを南シナ海経済ベルトの橋頭堡(きょうとうほ)とし、中國の南シナ海戦略をさらに推し進める狙いがあるという。

韓氏は、永興島をタックスヘイブンとすることには、経済的な利點だけでなく、南シナ海における主権問題やグローバルな政治的?軍事的な構(gòu)図においても重要な意義を持つとし、「多くの海外企業(yè)が同島でオフショアカンパニーを設(shè)立すれば、中國の主権は市場からも認められることになる」とその効果を語っている。(翻訳?編集/岡田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業(yè)務提攜

Record Chinaへの業(yè)務提攜に関するお問い合わせはこちら

業(yè)務提攜