2016年5月26日、韓國(guó)?朝鮮日?qǐng)?bào)などによると、韓國(guó)の國(guó)寶に指定されている先史時(shí)代の壁畫「盤亀臺(tái)巖刻畫」を浸食から守るため進(jìn)められていた防水壁の設(shè)置計(jì)畫が、事実上失敗した。

盤亀臺(tái)巖刻畫は韓國(guó)東部?蔚山市內(nèi)の河岸の巖壁に先史時(shí)代に彫られた絵。幅10メートル、高さ3メートルの壁面に75種類もの動(dòng)物が描かれており、當(dāng)時(shí)の人々の生活を推察できる貴重な資料として1995年に韓國(guó)の國(guó)寶に指定された。しかしこの壁畫、1年の大半は川の水に漬かっており、実物が見られるのは年に2?3カ月ほど。浸水による絵の劣化も懸念されるため、韓國(guó)文化財(cái)庁と蔚山市が巨大な防水壁の設(shè)置計(jì)畫を3年前から進(jìn)めてきた。

24日、防水壁設(shè)置に向けた最終の模型実験が行われたのだが、結(jié)果は大失敗。絵を取り囲む透明な壁板の連結(jié)部分から水が漏れ出てしまったのだ。実験を見守っていた大學(xué)教授は「水圧を加える前に水が漏れ出たことを考えれば、実験は失敗だ」と述べた。

この計(jì)畫には、実は多くの工學(xué)専門家が當(dāng)初から「技術(shù)的に不可能」との見解を示していた。今回、透明板4枚を用いた実験ですら成功を収められなかったことからすれば、全160枚以上の透明板を連結(jié)して使用するという防水壁の実現(xiàn)はほぼ不可能とみられる。

これについて、韓國(guó)のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「國(guó)民の稅金が吹っ飛んだ」

「水族館の水槽は作れるのに、これってそれより難しいの？稅金を使って研究するほど？」

「計(jì)畫は失敗だけど、飲み會(huì)は何回開かれただろう」

「自然はそのまま殘そうよ。韓國(guó)が工事するとどうも見すぼらしくなるし」

「自然は放っておくのが最高の保護(hù)だと思う。放っておいて絵が消えるのも、また一つの自然の法則だろう」

「これも自然破壊に違いない。諦めることも手だよ」

「実験で失敗という結(jié)果が出たことはまだ良かった。むやみに施工を始めて問(wèn)題が出るよりまし」

「失敗したら誰(shuí)が責(zé)任を取るんだ？金ばかり使って責(zé)任を取る人間はいない…」

「金をくすねる方法もいろいろだね。盡きることがない」（翻訳?編集/吉金）