醜い動物ほど絶滅しやすい、豪動物學者が指摘―中國メディア

Record China    2016年3月11日(金) 12時30分

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9日、オーストラリアの動物學者はこのほど、醜い動物ほど絶滅しやすいとの見解を示した。寫真はコウモリ。

2016年3月9日、オーストラリアの動物學者はこのほど、醜い動物ほど絶滅しやすいとの見解を示した。中國?參考消息網(wǎng)が伝えた。

臺灣?ETtodayによると、豪マードック大學の野生動物専門家、トリッシュ?フレミング氏は、今週出版される「Mammal Review」で、哺乳類はこれまで、カンガルーやコアラなどの「good(良い)」、ネコやウサギなどの「bad(悪い)」、コウモリやネズミなどの齧歯(げつし)動物に代表される「ugly(醜い)」の3つに分類されてきたとし、「醜い動物が研究者の強烈な精査の対象となることはほとんどなかった」と指摘した。

フレミング氏によると、こうしたバイアスは種の保全に潛在的な影響を與えているという。なぜなら、研究者は偏狹な関心であることを恐れてそうした種を研究したがらないからだ。

共著者の豪カーティン大學のビル?ベイトマン氏は「オーストラリアへのヨーロッパ人の入植以來、哺乳動物の約20種が失われ、他の20種が絶滅の危機に瀕している」とした上で、「われわれがそれについて何も知らず、より多くの絶滅を引き起こしているとしたら、それは悲劇的なことだ」と指摘している。(翻訳?編集/柳川)

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