2016年3月8日、オーストリア紙DER STANDARDは、韓國(guó)蕓能界には性接待によってライブや番組への出演のチャンスを得るという暗黙のルールがあると報(bào)じた。10日付で參考消息網(wǎng)が伝えている。

先日、韓國(guó)の記者がテレビ番組であるリストを暴露した。リストには數(shù)十人の有名な女性グループのメンバーの名前と“値段”が書かれていた。契約の條件として、「妊娠した場(chǎng)合は必ず海外で中絶手術(shù)を行う」という項(xiàng)目がった。これはいわゆる“売春リスト”だ。

彼女たちを買うのは「スポンサー」と呼ばれる人物で、特に若手の歌手や俳優(yōu)に対して、性接待と引き換えに金銭や寶飾品、ライブや番組出演のチャンスを與えるのだという。韓國(guó)人権委員會(huì)の調(diào)査によると、調(diào)査を受けた女性蕓能人の55％が「性的なサービスを要求されたことがある」と回答しており、そのうちの半數(shù)は「拒否したことで仕事に影響が出た」としている。

この問(wèn)題は、2009年に女優(yōu)のチャン?ジャヨンさんが自殺したことがきっかけで広く知られるようになった。チャンさんが殘した7ページにもわたる遺書には、事務(wù)所幹部から何度も性接待を強(qiáng)要されたことが記されていた。この時(shí)、警察の取り調(diào)べを受けた20人余りの男性の中には、大手新聞社の會(huì)長(zhǎng)やテレビ局のプロデューサーなどが含まれていた。

蕓能界を目指す少女たちは、デビューまでに1日14時(shí)間にも及ぶ軍隊(duì)のような厳しい訓(xùn)練を數(shù)年間受け続けなければならない。しかし、毎年、數(shù)十萬(wàn)人の少女が制作會(huì)社のオーディションに參加しており、彼女たちは自分たちの代わりがいくらでもいるということ、そして逆らえばチャンスはなくなることを自覚している。そのため、彼女たちは韓國(guó)蕓能界の暗黙のルールを自ら告発することは極めて少ないのが現(xiàn)狀なのだという。（翻訳?編集/北田）