2016年3月10日、獨(dú)ラジオ局ドイチェ?ヴェレ（電子版）は、米金融會(huì)社のゴールドマン?サックスのデータを引用し、中國人の消費(fèi)力について伝えた。

歐米諸國では、中國の主流消費(fèi)層に対し「パリやニューヨーク、東京、ロンドンで爆買い」のイメージを持つが、ゴールドマン?サックスが公表したデータを分析すると、中國の主流消費(fèi)層の購買力が想像するほど強(qiáng)大ではないと分かる。

中國の主流消費(fèi)層の1日當(dāng)たりの平均消費(fèi)額は7ドルと米國の97ドルに遠(yuǎn)く及ばない。消費(fèi)動(dòng)向を見ると、中國人は衣食に個(gè)人消費(fèi)の半分を費(fèi)やしており、米國人の場合衣食が占める割合は15％であるため、中國人の購買力が高いとは言えない。

また、中國人消費(fèi)者に対し海外での爆買いのイメージが強(qiáng)いが、実際にパスポートを所有している割合はわずかに4％で、米國の35％よりだいぶ低い。ただ、10年以內(nèi)に中國のパスポート所有率は12％にまで増加し、それに伴い消費(fèi)も拡大するとみられている。

ゴールドマン?サックスのアジア消費(fèi)研究部門は、「現(xiàn)在、中國の6割の人たちは年収が6000ドルで、生活の必需品が主要の消費(fèi)となっているが、中國政府は2020年に國民の収入を2010年の倍に増加させる目標(biāo)を掲げており、ブルーカラー層の大幅な収入増が見込まれる。近年中國の消費(fèi)増加幅は縮小しているが、中國消費(fèi)者の本領(lǐng)は発揮されておらず、ブルーカラー層の収入増は大きな購買力となるだろう」と予測している。（翻訳?編集/內(nèi)山）