2016年3月12日、中國(guó)では先月、映畫(huà)市場(chǎng)の月間興行収入が北米地區(qū)を上回ったが、米映畫(huà)情報(bào)紙が中國(guó)には早くから數(shù)字の水増し問(wèn)題が存在し、最近では深刻化していることを指摘した。網(wǎng)易が伝えた。

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先月、中國(guó)映畫(huà)市場(chǎng)の興行収入は69億7000萬(wàn)元（約1210億円）となり、北米地區(qū)の8億ドル（約910億円）を抜き去った。しかし、ハリウッドレポーター紙ではこのほど、中國(guó)ではかなり以前から數(shù)字の水増し問(wèn)題が存在すること、最近ではますますひどくなっていることを指摘している。

中國(guó)では今月4日から、人気シリーズ最新作「葉問(wèn)3：師徒情」（イップ?マン3）が上映されている。同作は初日を含め、最初の週末3日間で興行収入が7000萬(wàn)ドル（約80億円）と発表された。しかし、政府管轄部門(mén)では同作について、映畫(huà)館での「幽霊回」が存在すると指摘。水増し問(wèn)題がクローズアップされ、話題を集めている。

「幽霊回」とは早朝など、もともと観客の少ない時(shí)間帯に、チケット販売サイトでは満席狀態(tài)となっているのに、実際は観客がほとんどいない現(xiàn)象を指す。配給會(huì)社による水増しの手法であり、売り上げを吊り上げることは、會(huì)社にとって効率のよい宣伝方法の一つとなる。

今回の「イップ?マン3」問(wèn)題は、中國(guó)映畫(huà)界の數(shù)字をめぐる不透明さを、さらに浮き彫りにするものとなっている。（翻訳?編集/Mathilda）