二酸化炭素排出量世界一の中國(guó)、「環(huán)境か経済成長(zhǎng)か」政府と地方が対立？―中國(guó)

二酸化炭素排出量世界一の中國(guó)だが、2007年11月までの中國(guó)メディアなどの論調(diào)では、地方は環(huán)境保護(hù)より経済成長(zhǎng)を優(yōu)先させるケースが多く、政府が掲げる2010年までの第11期5か年計(jì)畫(huà)中に主要汚染物質(zhì)排出量を10％削減するとの目標(biāo)は、現(xiàn)在までのところ大きな成果はなく、達(dá)成は厳しい狀況としている。

【その他の寫(xiě)真】

今年6月、オランダ環(huán)境評(píng)価機(jī)関（MNP）は、中國(guó)が2006年に二酸化炭素排出量で米國(guó)を抜いて世界一になったと発表。また、國(guó)際エネルギー機(jī)関（IEA）も中國(guó)の溫室効果ガス排出量が2008年にも世界一になると予測(cè)している。

胡錦濤（フー?チンタオ）國(guó)家主席は、今年10月の中國(guó)共産黨第17回黨大會(huì)で、“調(diào)和社會(huì)”建設(shè)の一環(huán)として環(huán)境重視の姿勢(shì)を強(qiáng)調(diào)。溫室効果ガスや主要汚染物質(zhì)の排出削減を重點(diǎn)目標(biāo)に掲げている。

しかし、「都市部に乗り遅れるな」とばかりに地方政府は地域の経済発展を優(yōu)先。特に環(huán)境にとっては「高汚染」の危険が高い電力、化學(xué)、製鉄などの分野に力を入れている。汚染物質(zhì)の排出削減目標(biāo)は國(guó)際社會(huì)への公約とも言え、経済成長(zhǎng)維持との板ばさみに中國(guó)政府としても頭の痛いところだ。（翻訳?編集/KT）