韓國で親による子への虐待深刻、4年で77%急増=韓國ネット「みんな人間性を失った」「増えたわけじゃなくて、これまで無関心だっただけ」

Record China    2016年3月16日(水) 1時40分

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14日、韓國で継母の激しい虐待の犠牲になった7歳の男の子が山中で遺體となって発見された事件を受け、韓國?文化日報は、韓國でこのところ相次ぐ親による子の虐待事件について報じた。資料寫真。

2016年3月14日、韓國で継母の激しい虐待の犠牲になった7歳の男の子が山中で遺體となって発見された事件を受け、韓國?文化日報は、韓國でこのところ相次ぐ親による子の虐待事件について報じた。

韓國保健福祉部と警察庁の調(diào)べによると、10年に5657件だった韓國の児童虐待事件は、11年6058件、12年6403件、13年6796件、14年1萬27件と、4年で77%も急増している。記事は最近発覚した主な事件を列記したが、「父親が生後3カ月の娘をベッドから落として放置」「両親が衰弱した小學(xué)生の息子を毆った末、その遺體を切斷し3年余り冷凍保存」「両親が中學(xué)生の娘を毆り、遺體を白骨化するまで放置」など、実の親や継母らが加害者となり子どもが犠牲となった痛ましい事件が6件。また昨年末には、11歳の少女が父親と同居する女から3年以上も監(jiān)禁された末に辛うじて逃げ出し保護される事件も起こっている。

記事はこうした事件を防げなかった要因は、「子どもに対する體罰を容認する社會的な雰囲気」「他人のことに関わろうとしない隣人の無関心」「事件を予防する社會システムの不備」が結(jié)び付いたものだと指摘している。実際に、上記の事件の中には「子どもが服も著ずに外を歩いていたが、自分の子でもないので知らないふりをした」と隣人が証言するなど、身近で事件の兆候がみられた例も少なくない。

韓國政府はこうした事態(tài)を受け、全國民への父母教育の義務(wù)化や専任警察官の大幅増員などの対策をようやく打ち出し始めている。

この報道に、韓國のネットユーザーは次のようなコメントを寄せた。

「増えたわけじゃなくて、これまでみんな無関心だっただけ」

「これまで葬り去られた事件が多いんだ」

「大統(tǒng)領(lǐng)も首相も大臣も國會議員も國民を無視してるくらいだ。みんな人間性を失ったとみるべきだろう」

「子どもが親を虐待したら大騒ぎになるし、厳しく処罰される。なのにその反対は?裁判所が出した量刑だけ見ても、あきれるものばかりだよ」

「裁判官を人工知能(AI)に変えて、厳しい処罰を積極的に検討してほしい」

「うちの町は裕福な家が多いけど、それでもたまに子どもをたたいて叱る聲が聞こえる。最近靜かになったのは引っ越しただけなのか…恐ろしい」

「虐待をした親は顔を公開して」

「地獄らしいね。地獄という表現(xiàn)も、本當の地獄に申し訳ないけど」

「この國は『孝』の思想が強いから、子どもが親の間違いを告発することができない。文化がこれだから、國がつぶれても仕方ないね」(翻訳?編集/吉金

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