2016年3月16日、人民網(wǎng)によると、中國外交部の陸慷（ルー?カン）報(bào)道官は15日の定例記者會(huì)見で、中國が3月15日から4月10日まで雲(yún)南景洪水力発電所を通じてメコン川下流へ緊急放流を?qū)g施することを明らかにした。

【その他の寫真】

ベトナムはこのほど、メコンデルタの干害を緩和するため、雲(yún)南景洪水力発電所の水門を開けて放流を行うよう中國側(cè)に要請(qǐng)した。これについて、陸報(bào)道官は以下のように述べた。

中國とメコン川流域國は友好的近隣國であり、瀾滄江?メコン川の沿岸の各國民は同じ川の水を飲んでいる。困難な時(shí)に友人間で助け合い、援助の手を差し伸べるのは當(dāng)然のことでもある。2015年以來、エルニーニョ現(xiàn)象の影響を強(qiáng)く受けて、瀾滄江?メコン川流域各國は干害を被っている。最近、干害はさらに進(jìn)み、流域各國民の生産と生活に大きな影響を與えている。流域國の干害対策を支援するため、中國政府は自らの困難を克服し、可能な限りの努力を払い、下流へ緊急放流を?qū)g施することを決定した。これはカンボジア、ラオス、ミャンマー、タイ、ベトナムなどに恩恵を及ぼす。下流の干害緩和にとって、いくらか助けとなることを希望する。

中國側(cè)はカンボジア、ラオス、ミャンマー、タイ、ベトナムなどメコン川流域國と共に、瀾滄江―メコン川協(xié)力メカニズムを積極的に築いている。水資源協(xié)力はこのメカニズムの重要な協(xié)力の1つだ。中國側(cè)は瀾滄江?メコン川メカニズムの下で水資源の管理、災(zāi)害対策などで関係國と意思疎通や調(diào)整を強(qiáng)化し、実務(wù)協(xié)力を展開することを望んでいる。この行動(dòng)が瀾滄江?メコン川流域各國の人々により良く恩恵を及ぼす助けとなることを希望する。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/NA?編集/武藤）