米國が「ソ連時代の鉄クズ」と見下す中國の空母、ペンタゴンはその真の脅威に気付いていない―米誌

Record China    2016年3月18日(金) 10時10分

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14日、米カリフォルニア大學(xué)のピーター?ナバロ教授は、米誌ナショナル?インタレストに掲載した記事の中で「中國の空母?遼寧號の太平洋での真の脅威」について論じている。寫真は遼寧號。

2016年3月14日、米カリフォルニア大學(xué)のピーター?ナバロ教授は、米誌ナショナル?インタレストに掲載した記事の中で「中國の空母?遼寧號の太平洋での真の脅威」について論じている。16日付で環(huán)球時報が伝えた。

記事は、中國唯一の空母である遼寧號について、「中國の誇りの大きな源であるが、米國の國防界ではこの小さな訓(xùn)練艦を『ソ連時代の鉄クズだ』と見下す向きがある」と指摘。遼寧號が米國のニミッツ級空母と比較して甲板の長さが100フィート(約30メートル)短いことや、先進的な電子?武器システムを有していないことを指摘し、「東シナ海や南シナ海を巡視する米國のいかなる空母にとっても直接的な脅威にはならないし、米國の當(dāng)該地域のいかなる前線基地にも現(xiàn)実的な脅威はない」とする。

一方で、別の角度からその脅威に警鐘を鳴らす。記事は、遼寧號や中國の護衛(wèi)艦が、南シナ海の中國の隣國、特にフィリピンやベトナムにとって脅威になっていると指摘。米ヘリテージ財団の中國専門家、ディーン?チェン研究員は「南シナ海の多くの地域は陸地から離れている。もし、1隻の空母がそこにいればどうなるか。中國は過去20年間に起きた戦爭から、現(xiàn)代戦爭に勝つためには制空権が欠かせないという教訓(xùn)を得た」と述べており、これは「ペンタゴンが気付いていない問題の本質(zhì)」だという。

記事は、「米國の指導(dǎo)者は今日や明日のことにしか関心がないが、中國は21世紀全體を考えている。ペンタゴンは一つの事実を理解していない。それは、遼寧號のフィリピン?ベトナムへの脅威は、米國のアジア太平洋での力に対する脅威でもあるということだ」と指摘?!高|寧號を軽視してはならなず、中國の空母派遣の第一歩と見るべき。これは、ペルシャ灣からインド洋、南シナ海、東シナ海、そしてグアム、ハワイといった太平洋にとって、ますます大きな脅威となるだろう」と警鐘を鳴らしている。(翻訳?編集/北田

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