畳のある和室が中國で人気、日本観光ブームが後押し―中國メディア

Record China    2016年3月19日(土) 22時20分

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16日、中國の30?40代の人たちの間で、畳を敷く和室の內(nèi)裝が人気を呼んでいる。

2016年3月16日、中國の30?40代の人たちの間で、畳を敷く和室の內(nèi)裝が人気を呼んでいる。中國はイグサなどの畳の素材を最も多く日本に輸出する國である。日本市場の縮小に伴い、日本に畳の素材を輸出する一部の中國企業(yè)は國內(nèi)市場に目を向け始め、畳を製造する企業(yè)も出てきている。

浙江省寧波市に住む30代の陳(チェン)さんは、畳の流行を知りモデルルームを見に行き、すぐにそのシンプルさを気に入り、家の12平方メートルの部屋を和室に改裝した。もともと日本文化にそれほど興味がなかったが、畳のシンプルさに惹かれ、その和室は休憩室として使い、子どもたちが遊んだり家族でお茶を飲んだりしているという。

中國人は日常生活で椅子を使うが、3年ほど前に和室が流行し始めた。アニメや日本観光を通して日本文化に興味を持つ人が増えたことも「和室ブーム」を後押しした。

中國のマンションの多くは、所有者が自分で內(nèi)裝會社を探して好きなように改裝する。上海だけでも和風の內(nèi)裝を請け負う會社は100社以上ある。上海のある內(nèi)裝會社の職員によると、多くの人が日本を旅行した時に溫泉旅館に宿泊し、和室の魅力を知るという。

中國の和室は主に、床に畳を直接敷くのではなく、木などで高さ50センチほどの枠を作り、そこに畳を敷くという方法である。中央に置いた低い機の下を掘り下げて足を伸ばせるようにし、椅子を使う中國人の習慣に合わせた作りとなっている。また、畳の下の空間に物を置けるという點も人気を呼ぶ理由である。

中國企業(yè)に畳製造機械を販売する日本企業(yè)の社長は、「畳生活を通して日本への親近感が高まれば、両國にとって良いこと」と、和室ブームを歓迎した。(提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/武藤)

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