人民銀、高額紙幣発行計(jì)畫(huà)は無(wú)し=1元札の硬貨化を試行エリアで推進(jìn)―中國(guó)

Record China    2016年3月18日(金) 17時(shí)50分

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17日、中國(guó)人民銀行の陳雨露副総裁は高額紙幣発行に関するうわさについて、人民銀は高額紙幣を発行する計(jì)畫(huà)はないと明言した。寫(xiě)真は1元札。

2016年3月17日、中國(guó)人民銀行(中央銀行)の陳雨露(チェン?ユールー)副総裁は両會(huì)(全國(guó)人民代表大會(huì)?全國(guó)政治協(xié)商會(huì)議)開(kāi)催中に流れた高額紙幣発行に関するうわさについて、人民銀は高額紙幣を発行する計(jì)畫(huà)はないと明言した。人民日?qǐng)?bào)海外版が伝えた。

▼「高額紙幣」の市場(chǎng)ニーズなし

高額紙幣は世界においても一部の経済體制で発行され、今も使用している國(guó)家は少なくない。しかしながらやはりその國(guó)の実際の発展?fàn)顩rに基づくものである。中央財(cái)経大學(xué)中國(guó)銀行業(yè)研究センターの郭田勇(グオ?ティエンヨン)センター長(zhǎng)は「一般的に國(guó)が額面の大きい貨幣を発行するには2つの可能性がある。1つはその國(guó)に深刻なインフレが生じ、その國(guó)の中央銀行が額面の大きい貨幣の発行を選択せざるを得ない場(chǎng)合。もう1つはその國(guó)の富が急激に増加したことで、貨幣不足が生じた場(chǎng)合だ」と指摘した。

では中國(guó)にはこのようなニーズがあるだろうか?郭センター長(zhǎng)は「中國(guó)は現(xiàn)在CPI(消費(fèi)者物価指數(shù))の勢(shì)いも穏やかで、インフレのリスクは無(wú)い。また経済も現(xiàn)在基本的に7%前後のやや速いスピードでの成長(zhǎng)を維持しているものの、國(guó)民の富の成長(zhǎng)は比較的穏やかで、貨幣の供給も正常である。そのため、中國(guó)は現(xiàn)在、額面の大きい貨幣を発行する必要性が無(wú)い」と語(yǔ)った。

▼1元札の硬貨化を試行エリアで推進(jìn)

このほど中國(guó)人民銀行済南支店が発表した情報(bào)によれば、今年山東省の一部の都市で「1元札の硬貨化プロジェクト」が実施される予定で、山東省の5都市では商業(yè)銀行で1元札の供給を停止する。陳副総裁はまず一部の試行エリアで実施し、次第に展開(kāi)していくとした。

この件について、郭センター長(zhǎng)は1元硬貨化の推進(jìn)は日常的な取引をさらに便利にするためだと指摘している。1元硬貨はその耐久性と保管の上でも非常に優(yōu)れている。日常生活の中でも地下鉄や自動(dòng)販売機(jī)など硬貨の使用がより便利になる。

また多くの専門(mén)家は1元紙幣の流通停止は「序章」に過(guò)ぎず、技術(shù)の進(jìn)歩につれて、電子取引が主流になっていくと考えている。郭センター長(zhǎng)は「ネット消費(fèi)やオンライン決済、モバイル決済などのおかげで、電子取引を取り巻く環(huán)境は現(xiàn)在ますます成熟してきている。將來(lái)的に通貨だけでなく決済方式も全て電子化の道を歩むことになるだろう」と語(yǔ)った。

人民銀は現(xiàn)在、「デジタル通貨(仮想通貨)」の発行を検討しているという。人民銀の周小川(ジョウ?シャオチュワン)総裁は、「紙幣は技術(shù)的にレベルが低く、安全面?コスト面から見(jiàn)ても、新技術(shù)や新製品に取って代わられるのが時(shí)代の流れだ。人民銀行が発行するデジタル通貨は主に現(xiàn)金の代替となるもので、伝統(tǒng)的な紙幣の発行?流通コストを引き下げ、利便性を高めることができる」と語(yǔ)る。(提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?翻訳/TG?編集/武藤)

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