中國人は日本をどう見ているのか?「敵対感情はあるが、爆買い熱はすべてを忘れさせる」―米紙

Record China    2016年3月29日(火) 10時50分

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28日、參考消息網は米紙ロサンゼルス?タイムズが掲載した「中國人の日本に対する見方」に関する記事を紹介した。資料寫真。

2016年3月28日、參考消息網は米紙ロサンゼルス?タイムズが掲載した「中國人の日本に対する見方」に関する記事を紹介した。

記事は「2015年の訪日中國人は前年の倍の500萬人に達したが、両國関係の亀裂がくっついたというわけではない」と説明し、日中の間に敵対感情が存在していることや中國メディアが舊日本軍の殘虐な行為を繰り返し報じていることなどを指摘。その上で、「買い物に熱中する中國人はこのすべてを忘れることができる」とし、北京大學で投資額を教えるジェフリー?トーソン教授の「日中関係を支える柱は観光と敵対感情」との言葉を紹介した。

「日本の売り場で化粧品や炊飯器を手にした中國人は『これが上海ならいくらするだろう』と考え、日本で買うことを決める。円安がビザの緩和が続けばさらに多くの物を買って行くだろう」。こう話すトーソン教授は、「皮肉なようだが」と前置きした上で、「日本で売られている多くの商品が実際は中國製。しかし、彼らは気付いているが気にしない」とも語る。

米ピュー研究所が昨年実施した調査で日本に好感を持っている中國人はわずか12%、中國に好感を持っている日本人も9%にとどまるという結果が出たが、記事は「歴史問題との関係はあまりない」とし、それよりも両國の文化的な違いがこの結果につながったとの見方を展開?!钢刃颏潇oけさを重視する日本人は、傍若無人な行動を取る中國人観光客に戸惑いを感じることがある」「この一方で、中國人は見下すはずの日本を頻繁に稱賛する」と指摘し、中國から日本を訪れた男女2人のコメントを掲載した。

ガールフレンドと一緒に日本を訪れたという遼寧省の男性は「4日間の滯在で日本人との交流は少なかったが、日本はすべてが清潔で秩序に満ちていた。中國とは全然違う」。また、上海の日系企業(yè)で働く30代の女性は「日本の商品は買わないという人もいるが、これはごく一部。日本はサービスも商品の品質も優(yōu)れている。トイレはデパートだって高速道路のパーキングエリアだってきれいだった」と初めての訪日旅行の感想を語っている。(翻訳?編集/野谷

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