2016年3月23日、中國の重慶市に住む女性（23）がこのほど、箸を飲み込んだ3カ月後に病院に訪れ、ベテラン醫(yī)師を「信じられない」と驚かせた。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

15年12月、夕食後胃やのどに違和感を覚えた女性は食べた物を吐きだそうと箸でのどを突っついた。ところが手が滑った拍子に箸が落下しそのまま飲み込んでしまった。腹痛といった異常はなかったため女性は誰かに相談することもなく、「胃液で溶けるだろう」と考えいつも通りの生活を続けた。

箸を飲み込んで3カ月がたったころ、女性は腹部に痛みを感じ近くの病院に駆け込んだ。擔(dān)當(dāng)醫(yī)師によると、「胃と結(jié)腸を貫通していたと思われ、大きな動きで箸が大きな血管や心臓を傷つける危険性があり、命の危険があった」といい、非常に危険な狀態(tài)だった。幸い手術(shù)は成功し、無事長さ24センチの箸を取り除き、女性は今月22日に退院した。醫(yī)師歴30年のベテラン醫(yī)師は今回のケースについて、「腹腔（ふくくう）からガーゼやくぎを取り出したことはあったが、これほど長い異物を取り出したのは初めてだ」と述べている。（翻訳?編集/內(nèi)山）