安倍首相はプーチン露大統(tǒng)領(lǐng)に「ウクライナ侵攻受け入れず」と苦言を!―「獨(dú)中蜜月」は貿(mào)易立國として當(dāng)然―メルケル獨(dú)首相の“右腕”與黨院內(nèi)総務(wù)

八牧浩行    2016年3月24日(木) 5時(shí)30分

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ドイツ與黨CDU?CSUのカウダー連邦議會院內(nèi)総務(wù)が東京で會見。ロシアによるウクライナ地域占領(lǐng)を非難した上で、安倍首相は露大統(tǒng)領(lǐng)と會談する際、「ウクライナにおける武力侵略は受け入れられない」と苦言すべきだと語った。

來日中のドイツ與黨キリスト教民主?社會同盟(CDU?CSU)のフォルカー?カウダー連邦議會院內(nèi)総務(wù)は、日本記者クラブで會見した。ロシアによるウクライナ一部地域占領(lǐng)は受け入れるわけにいかず、結(jié)束して対応していかなければならない、と指摘。安倍首相が5月にもロシアを訪問し、プーチン大統(tǒng)領(lǐng)と會談する際、「武力によって國境を変更するようなことがあってはならない。ロシアのウクライナ侵略は受け入れるわけにいかない」とはっきり伝えるべきだ、と強(qiáng)調(diào)した。

シリア紛爭などから逃れEU諸國に流入した難民は2015年だけで100萬人を突破、第2次世界大戦以降最大の「難民危機(jī)」に直面している。EUのリーダー格であるドイツの取り組みが世界中の耳目を集めている。カウダー氏はメルケル首相の右腕と稱され、ドイツ連邦議會の連立與黨間調(diào)整を一任されている。同氏の発言要旨は次の通り。

戦爭や內(nèi)紛が起きている地域から多數(shù)の人々がドイツに逃れてきた。これらの人々に対する生活物資の供給や登録、保護(hù)などは、ドイツの大問題になっている。難民危機(jī)は1國が単獨(dú)で解決できず、國際社會が一丸となって取り組むべき大問題である。

28の歐州連合(EU)加盟國のすべてがトルコと難民問題への対策で合意したのは重要である。トルコからギリシャへ渡る不法移民や難民をトルコへ送り返すことで合意した。EUは見返りとして、資金援助やEUに渡航するトルコ國民へのビザ免除措置の前倒し検討などを約束した。

難民問題で、右派にシフトした(ドイツの)有権者たちも、次第に中道に戻ってきている。社會に現(xiàn)実にある問題についてきちんと対応して行こうということだ。メルケル首相の実績は、難民問題でも確信する理念を掲げて行けば達(dá)成できることを証明している。

(安倍首相が5月にもロシアを訪問し、プーチン大統(tǒng)領(lǐng)と會談することについて)自信を持って(ウクライナ侵攻批判などを)はっきりと語ることだ。対話は相手の言うことをのむということではない。日本はロシアや中國とも國境紛爭を抱えている。武力によって國境を変更するようなことがあってはならない。ロシアによるウクライナにおける侵略は受け入れるわけにいかず、結(jié)束して対応していかなければならない。受け入れれば、いかなるメッセージが中國などに発せられるかを考慮して、きちんと対応しなければならない。

もちろんロシアと対話も行っていかなければならず、メルケル首相も対話もしている。シリア問題においても、解決策を見い出していかなければならないが、ただロシアに歩み寄ることだけでは共通の解決策を見い出せない。ロシアに屈してはならない。

(「ドイツは中國と蜜月関係」とされることについて)貿(mào)易を重視しているドイツは、米國はじめ他の主要國と同様、経済大國の中國と友好関係を築かなければならない。大気汚染問題が深刻な中國とは環(huán)境協(xié)力も推進(jìn)している。(八牧浩行

■筆者プロフィール:八牧浩行

1971年時(shí)事通信社入社。 編集局経済部記者、ロンドン特派員、経済部長、常務(wù)取締役編集局長等を歴任。この間、財(cái)界、大蔵省、日銀キャップを務(wù)めたほか、歐州、米國、アフリカ、中東、アジア諸國を取材。英國?サッチャー首相、中國?李鵬首相をはじめ多くの首脳と會見。東京都日中友好協(xié)會特任顧問。時(shí)事総合研究所客員研究員。著?共著に「中國危機(jī)ー巨大化するチャイナリスクに備えよ」「寡占支配」「外國為替ハンドブック」など。趣味はマラソン(フルマラソン12回完走=東京マラソン4回)、ヴァイオリン演奏。

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