2016年3月24日、中國河南省信陽市羅山県の用水路が養(yǎng)豚場により汚染され、周辺住民の悩みの種をなっている。大河報(bào)が伝えた。

同用水路の水は農(nóng)業(yè)用や魚の養(yǎng)殖に利用されていたが、2015年10月ごろから変化が現(xiàn)れ、水が目に見えて黒ずみ始めたと住民は語る。現(xiàn)在では異臭が辺りを漂い、農(nóng)家は水の使用をやめ、養(yǎng)殖場では汚染された水を使ったことで2015年末に數(shù)トンの魚を失うという被害に見舞われた。

汚染をたどって行くと大型の養(yǎng)豚場に行き著き、排水路から黒色の液體が垂れ流されていた。この現(xiàn)狀に養(yǎng)豚場は、「養(yǎng)豚場は建設(shè)途中で、現(xiàn)在は300頭を飼育している。建設(shè)完了後には飼育規(guī)模を2900頭にまで拡大する予定。環(huán)境影響評(píng)価（環(huán)境への影響を事前に調(diào)査し、予測や評(píng)価を行う。申請(qǐng)者は環(huán)境保護(hù)や汚染措置を示す必要がある）は現(xiàn)在申請(qǐng)中。汚水処理設(shè)備はまだ運(yùn)用していない。養(yǎng)殖場や農(nóng)家とは汚染について話し合いをした」と説明し、通報(bào)を受けた環(huán)境保護(hù)局は「改善するよう指示した」と回答している。

養(yǎng)豚場は対策に乗り出す姿勢を見せているが、依然として汚染は続いており、住民からは「用水路の水だけでなく地下水も影響を受けている」「用水路の水は怖くて使えないため離れた場所まで水を運(yùn)びに行っている。大変だが仕方がない、あの水を使って育てた野菜を食べる勇気のある人はいないからだ。この狀況が続いたら周辺一帯では農(nóng)業(yè)が成り立たない」と怒りや不安の聲が多く聞かれている。（翻訳?編集/內(nèi)山）