2016年3月24日、揚(yáng)子晩報によると、中國広東省清遠(yuǎn)市でこのほど開催されたマラソン大會で、參加者約2萬人のうち何らかの手當(dāng)てを受けた人が延べ1萬2208人に上った。

癥狀の中で最も多かったのがけいれん（9838人）で、ねんざは1723人。この他、虛脫（306人）、擦り傷（194人）、腹痛（107人）などが多くを占めたが、17人が救急車で搬送され、集中治療室で治療を受けた人も3人いた。

清遠(yuǎn)マラソン大會は1回目の昨年も全體の6割近い參加者が手當(dāng)てを受けており、市民の間からは「（この數(shù)字を見て）恐怖を感じた」などの感想がもれている。さらに、通常は完走者への記念品としてメダルやタオル、食品などがよく配られるが、同大會はスポーツ飲料やバナナなどと一緒に固形石けんを配布。輸入物の石けんには中國語の説明が付けられていないものもあり、多くランナーがこれを食べ物と勘違いして口に運(yùn)んだ。大會組織委員會は「石けんで汗を流してほしかった」と釈明しつつも自らのミスを認(rèn)めている。（翻訳?編集/野谷）