2016年3月25日、韓國?ハンギョレによると、今月9日に突然更迭された韓國のキム?ヨンナ前國立中央博物館長が、自身の退任理由について、「樸槿恵（パク?クネ）大統(tǒng)領(lǐng)が関心を示したフランスの裝飾美術(shù)展の開催に反対したため、大統(tǒng)領(lǐng)府から圧力があった」と明らかにし、物議を醸している。

キム氏はこのほど、韓國メディアとのインタビューで、「（大統(tǒng)領(lǐng)府など）上部の圧力により館長を辭めたのは確かだ」と述べた。また、「昨年末に何度も大統(tǒng)領(lǐng)府に呼ばれ、展示會(huì)に反対する理由を説明したが議論はまとまらなかった。展示會(huì)の計(jì)畫が中止になった翌日の今月9日、上部（大統(tǒng)領(lǐng)府）から館長を交代したとの電話があり、すぐに荷物をまとめて博物館を出た」と明らかにした。國立中央博物館長が大統(tǒng)領(lǐng)府に呼ばれるのは異例のことで、大統(tǒng)領(lǐng)府の教育文化首席室は「樸大統(tǒng)領(lǐng)が同展示會(huì)に強(qiáng)い関心を持っている」との點(diǎn)を何度も強(qiáng)調(diào)していたという。キム氏は「フランスのブランド企業(yè)の商品を展示するなど、商業(yè)性の強(qiáng)い展示會(huì)だったため、公共の博物館での展示を認(rèn)めたらさまざまな問題が生じると判斷した。私に過ちはない」と主張した。

これについて、文化體育観光部と國立中央博物館の関係者らは、「大統(tǒng)領(lǐng)府はキム館長の展示拒否を『政府政策に対する公務(wù)員らの集団抗命』と深刻に受け止めたようだ」とし、「キム館長だけでなく、展示會(huì)を推進(jìn)してきた主務(wù)部署の幹部や職員に対する処分も準(zhǔn)備中だと聞いている」などと明らかにした。

これについて、韓國のネットユーザーからは大統(tǒng)領(lǐng)府や樸大統(tǒng)領(lǐng)に対する批判的なコメントが相次いだ。

「國や國権が恥ずかしいレベルにまで落ちぶれた。樸大統(tǒng)領(lǐng)の任期があと2年も殘っているなんて…」

「國の指導(dǎo)者のすることとは思えない」

「樸大統(tǒng)領(lǐng)らしい行動(dòng)。本當(dāng)に幼稚だ」

「大統(tǒng)領(lǐng)選挙がどれほど重要かということを思い知らされた」

「大韓民國は樸大統(tǒng)領(lǐng)個(gè)人の所有物か？」

「フランスのブランド品を見たかったのだろう」

「フランスに遊びに行ってくればいい。その間は國が穏やかになる」

「韓國と北朝鮮の違いはどこ？」

「韓國の民主主義がどんどん衰退していく」

「韓國の大統(tǒng)領(lǐng)府にはもう何も期待していない」（翻訳?編集/堂本）