2016年3月26日、中國新聞網(wǎng)によると、北京市豊臺(tái)區(qū)で何ともまぬけな指名手配犯が逮捕された。

先日、豊臺(tái)區(qū)公安局に「カラオケでケンカしている人がいる」との通報(bào)があった。警官が現(xiàn)場に駆け付けると、ケンカをしていたのは2人の男で、互いに面識はないとのことだった。毆られたAによると、酒を飲んだ後にカラオケ店內(nèi)で酔いをさましていたところ、「相手のBが挑発するような視線を向けてきた」ため、たたきのめしてやろうとつかみかかった。ところが、Bはジムのインストラクターをしており、すぐに地面にたたきつけられてしまった。返り討ちにあったAは、怒りに任せて自ら警察に通報(bào)したという。

2人は警察の仲裁の元で和解することに同意したが、警官が2人の情報(bào)を登録しようと名前や住所などを聞くと、Aは「酒を飲みすぎて分からない」とはぐらかし、「外に出て風(fēng)に當(dāng)たりたい」と言ってきかなかった。不審に思った警官が誘導(dǎo)尋問でAから個(gè)人情報(bào)を聞き出し、それを基に調(diào)べると、Aは2件の強(qiáng)盜容疑で指名手配されている韓（ハン）容疑者であることが分かった。

その場で逮捕された韓容疑者は、余罪についても供述。30件余りの竊盜を働いていたことが分かった。韓容疑者は現(xiàn)在、豊臺(tái)區(qū)公安局で拘留されている。（翻訳?編集/北田）