韓國人パイロットが好待遇求めて中國系航空會社に続々転職―韓國メディア

Record China    2016年4月1日(金) 6時10分

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29日、參考消息網(wǎng)は、韓國の大手航空會社の機長や副機長が続々と中國に流出していると伝えた。寫真は大韓航空機。

2016年3月29日、參考消息網(wǎng)によると、韓國の航空會社に勤める多くのパイロットが、中國系航空會社の好待遇に希望を寄せ、転職していくという。

中國に來て2年になる大韓航空の元パイロット金氏は26日、韓國?聯(lián)合ニュースの取材に対し、中國系の航空會社は待遇が良いだけでなく、労働環(huán)境が韓國よりも良いと話した。

大韓航空の小型旅客機機長の給與は1億ウォン(約970萬円)を若干上回る程度だ。しかし、中國では100?150萬元(1700?2600萬円)で、大型旅客機の機長では150?200萬元(2600?3400萬円)にもなる。金氏の所屬する中國系航空會社には韓國人機長がすでに十數(shù)人在籍しているという。この數(shù)は今後も増加する見込みだ。

金氏によると、中國系航空會社の最大の長所は、給與が高いこと。その他にも安全性重視の業(yè)務(wù)スタイル、機長の意向も反映されやすいという點が挙げられる。しかし、やはり遠く離れた故郷への思いが募ってしまうという。

韓國でパイロットになるには、訓(xùn)練費用等が少なくとも7000萬ウォン(約6800萬円)かかる。しかし、中國では航空會社が人材を発掘するため、こうした費用は航空會社側(cè)が負擔することになっている。金氏は、「今後、韓國の航空會社で機長不足の現(xiàn)象が起きるのではないか」と警鐘を鳴らした。(翻訳?編集/松澤)

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