2016年3月30日、日本ではここ數(shù)年、60歳以上の高齢者による犯罪が増え続けている。その中でも常習(xí)犯が多數(shù)を占めている。高齢者の犯罪が増加の一途をたどる日本では、刑務(wù)所は病人で溢れかえり、予算が切迫し、極めて深刻な危機(jī)に瀕している。新華網(wǎng)が伝えた。

英フィナンシャル?タイムズ紙が法務(wù)省の統(tǒng)計(jì)データを引用して報(bào)じたところでは、日本における「小売店での萬引き」犯罪のうち、60歳以上の高齢者による事件は35％を占める。また、60歳以上の常習(xí)犯のうち約40％は過去6回以上の犯罪歴がある。

多くの経済學(xué)や犯罪學(xué)の専門家は、「日本の高齢者の犯罪率が急激に上昇していることは、彼らが法律を軽視しているという単純な理解ではすまされない。より深いレベルでの経済的?社會(huì)的な原因を探る必要がある」と指摘している。

推定によると、2060年までに、日本の65歳以上の高齢者は、全國総人口の40％を上回る見通し。だが、高齢者を?qū)澫螭趣筏扛鞣N年金、社會(huì)保障、醫(yī)療保障をめぐる狀況は、決して楽観視できるものではない。日本の高齢者の多くは、預(yù)金額が少なく、社會(huì)保障と醫(yī)療保険も十分とは言えない。さらに、孤獨(dú)に苛まれる人が多く、一度罪を犯すと癖になって繰り返し、「衣食住?看病」のすべてが揃っている「刑務(wù)所暮らし」に自ら進(jìn)んで身を投じることになる。

増加の一途をたどる高齢者の入獄によって、日本の刑務(wù)所は、受け入れ容量不足に陥り、「予算の危機(jī)」にも瀕している。刑務(wù)所で服役する高齢者は今後も増加すると予想され、このまま行けば、日本の刑務(wù)所制度そのものが崩壊する恐れがある。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/KM?編集/松澤）