2016年7月28日、中國新聞網(wǎng)によると、企業(yè)合併?買収（M＆A）で海外に進出する中國企業(yè)が後を絶たず、2016年に入ってからの中國企業(yè)によるM＆A総額は1400億ドルを超えている。

米紙ウォール?ストリート?ジャーナルは26日、「企業(yè)買収ブームの中國が次に狙うのは保険會社だ」とする記事を掲載。最も近い例として、シンガポールの再保険會社?ACRの10億ドル（約1040億円）規(guī)模のM＆Aを挙げ、買収に乗り出した上位企業(yè)はいずれも中國系資本だと伝えた。

2016年に入って、中國企業(yè)の海外企業(yè)買収ブームが起き、ホテルや映畫製作會社の買収が相次いでいる。米Dealogic社の調(diào)べでは、2016年1月から現(xiàn)在までに明らかになった中國の合併?買収総額は1462億6000萬ドル（約15兆2000億円）で、2015年通年の総額1061億8000萬ドル（約11兆400億円）を大きく超えている。

保険會社を?qū)澫螭摔筏恐袊髽I(yè)のM＆Aが増えており、とりわけ韓國で買収が激しくなっている。歐米の保険會社が次々に韓國市場から撤退する一方で、中國の太平保険集団や復星國際が韓國業(yè)界5位のING生命の買収に動いている。また、4月には安邦保険が獨アリアンツの韓國保険事業(yè)を約300萬ドル（約3億1200萬円）で買収することも決まっている。

保険會社の買収が加速している要因の1つは、買収によってさらなる投資が可能となることがある。復星國際は著名投資家ウォーレン?バフェット氏の「保険と投資」という事業(yè)戦略を參考とした投資を試みており、すでに米保険會社を含む海外6社を買収している。（翻訳?編集/岡田）