9月の香港議會選控え中國の締め付け強(qiáng)まる、「獨(dú)立派」の立候補(bǔ)資格取り消し、若者は反発

Record China    2016年8月6日(土) 16時30分

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來月の香港議會選挙を控え、中國による締め付けが強(qiáng)まり、中國からの獨(dú)立を唱える候補(bǔ)者2人の立候補(bǔ)資格が取り消された。これに対し、若者を中心に中國政府への反発も増している。寫真は香港の地下鉄。

2016年8月5日、來月4日の香港立法會(議會)選挙を控え、中國による締め付けが強(qiáng)まっている。選挙管理委員會はこのほど、中國からの獨(dú)立を唱える「本土派」の候補(bǔ)者2人の立候補(bǔ)資格取り消しを決定した。これに対し、若者を中心に中國政府への反発も増す一方だ。

香港立法會は定數(shù)70人で、議員の任期は4年。直接選挙と職能団體選挙に35人ずつ配分される。12年9月の直接選挙で「本土派」を含む「民主派」は約55%の票を獲得し、親中派の約40%を大きく上回った。

しかし。議席配分は民主派18で親中派17。民主派は候補(bǔ)者が亂立し、選挙協(xié)力も行われなかったが、親中派は中央政府駐香港連絡(luò)弁公室(中連弁)のリーダーシップで、組織票をうまく配分したとされる。

香港メディアなどによると、立候補(bǔ)資格を取り消されたのは、香港民族黨代表の陳浩天氏と民主進(jìn)歩黨の楊継昌氏。

選管は今回の選挙から、候補(bǔ)者に「香港は中國の不可分の一部」などとする香港基本法(憲法に相當(dāng))の確認(rèn)文書への署名を要求。陳氏は確認(rèn)書への署名を拒否する一方、基本法を守るとした立候補(bǔ)申請書類には署名したが、選管は「獨(dú)立の主張を続けている」と判斷した。楊氏はいずれも署名しなかったが、署名を拒んでも出馬が認(rèn)められた候補(bǔ)者もおり、一部だけを狙い撃ちにした今回の措置は、物議を醸す可能性もある。

「一國二制度」の下、高度な自治が認(rèn)められているはずの香港では、17年に実施される行政長官(香港のトップ)をめぐり、14年8月、中國政府が自由な立候補(bǔ)を阻む措置を決定。民主化を求める學(xué)生らが中心部に座り込む「雨傘運(yùn)動」が繰り広げられた。その後も民主化勢力は勢いを増しつつあり、2人の立候補(bǔ)資格取り消しは、これを抑え込もうとする中國政府の意向が強(qiáng)く働いているとみられる。

米國営放送ボイス?オブ?アメリカ(中國語電子版)によると、1997年の中國返還19周年に合わせて6月に香港で1000人強(qiáng)を?qū)澫螭藢g施された世論調(diào)査で、「中國の國民であることを誇りに思う」と回答した人の割合は前年同期比7ポイント低下の31%で、返還以來最低となった?!刚Fりに思わない」は、返還以來最高の65%。前年同期に比べて9ポイント上昇した。

「誇りに思わない」と答えた人の割合は、18歳から29歳で特に高く86%に達(dá)した。「誇りに思う」は10%にとどまった。50代以上でも「誇りに思う」は半分以下の44%だった。

中國政府の香港政策を「評価する」は27%、「評価しない」は38%。「評価しない」は99年以來最高になった。香港メディアは「中國政府による香港への圧力が日増しに強(qiáng)まり、『一國二制度』への疑問が拡大して若い世代ほど中國政府への反発が強(qiáng)い」と伝えている。(編集/日向)

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