2016年3月30日、一財(cái)網(wǎng)によると、中國(guó)本土の違法ワクチン騒動(dòng)が波紋を広げる中、香港衛(wèi)生署は、香港以外の地域から來(lái)る子どもに対するワクチンの予約を停止すると発表した。

香港衛(wèi)生署は同日の記者會(huì)見(jiàn)で、「4月1日から公的機(jī)関の母嬰（母子）健康院は、香港以外の地域の子どもに提供するワクチンを月に120回までとする上限を設(shè)ける」と発表した。香港の母嬰健康院は31カ所あることから、平均すると各院の上限は4回までということになる。さらに、「必要があれば上限を調(diào)整する。資格を持たない人に対する予約の受付を全面的に停止することもある」とした。

母嬰健康院によると、中國(guó)本土で起きた偽ワクチン騒動(dòng)後、中國(guó)本土などからワクチンの予約が急増。香港市民に優(yōu)先的に分配するため、今回の措置に至ったという。ただ、香港內(nèi)の開業(yè)醫(yī)からは「問(wèn)い合わせは増えているが、実際に中國(guó)本土から訪れる人はまだ増えていない」との聲も聞かれる。

この報(bào)道に、中國(guó)のネットユーザーからは、「これは一種の悲哀だ」「香港は中國(guó)の一部じゃなかったのか」「自分のところの子どもを優(yōu)先するのはわかる」「実は、香港人がわれわれを嫌うのも仕方のないことなんだ」「中國(guó)の子どもは安全な粉ミルクも飲めず、安全なワクチンも打てない。安全な食べ物も食べられず、安全な水も飲めない。新鮮な空気も吸えない」といったコメントが寄せられている。（翻訳?編集/北田）