韓國で従軍慰安婦映畫が大ヒット、中國メディアは「屈辱の魂に尊厳を」と訴え=「中國人は尊厳より面子が大事だから」―中國ネット

Record China    2016年4月3日(日) 17時50分

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1日、人民日報は、韓國でヒット中の従軍慰安婦映畫に関する記事を掲載し、中國のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せた。寫真は南京利済巷慰安所舊跡陳列所。

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2016年4月1日、人民日報は、韓國でヒット中の従軍慰安婦映畫「鬼郷」に関する記事「屈辱の魂に尊厳を」を掲載し、中國版ツイッター?微博(ウェイボー)にはネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

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「鬼郷」は事前の予想に反して韓國で人気を集めており、興行収入は約2週間にわたって首位をキープ。海外でも、米國のロサンゼルスやニューヨーク、英國のロンドン、カナダのバンクーバーなどで上映されている。記事は、元慰安婦の李栄洙さんの「私たちは恥ずかしがるべきではない。恥ずべきは歴史を否定し、反省を拒否する人だ」という言葉を紹介。日本を批判する一方で、アジアの國では慰安婦被害者を蔑視する風潮があることを指摘している。

これに対して、中國のネットユーザーからはさまざまなコメントが寄せられた。一つは韓國映畫界を稱賛するコメント。

「実際にはあの時期中國人慰安婦の數(shù)は韓國よりもだいぶ多かった。でもなんで今逆に韓國の方が映畫を撮っているんだろう?中國人慰安婦の事実はどんな人でも知っているけど、比較すると韓國の映畫ほど良いのはないかも」

「韓國の映畫市場はほんとに多元的で寛容だ。こんなテーマの作品は中國じゃ受け入れられないよ」

次に中國では上映が難しいというコメント。

「中國ではこの映畫は上映許可が下りるかな」

「われわれにはこんな映畫を撮影し上映できるだろうか。上映されたらどんな評価をするだろうか。體制の問題が大きい。自分たちの立場を反省しないと」

さらに、中國の女性に対する伝統(tǒng)的な貞操観念を批判するコメントもある。

「被害者の女性たちが受けた苦痛は、一部は日本のやつらが原因だが、それよりも中國社會の伝統(tǒng)的な貞操観念の方がもっと重大だ。彼女たちは被害を受けた上に、親類からの同情や善意ではなく、どうして差別を受けなければならなかったのか?中國人の腐った根性は虎よりも殘酷だなあ」

「中國のあらゆる時代劇映畫の中では女性は貞操を奪われたらみんな首をつっている。これは中國5000年の女性の貞操観念が神聖不可侵であることを物語っている。慰安婦について中國人があまり觸れないのは、恥だと思っているからだろう。面子が尊厳よりも大事なんだよ」

中國人慰安婦の尊厳をぜひ回復してほしいというコメントも多い。

「中國人慰安婦は韓國よりもっと多かったと思う。中國はこの件についてもっと強硬に主張すべきだ。生き殘った女性たちは本當に屈辱的な思いをしてきた」

「早く中國でも上映し、政府と民間組織で正義を取り戻してもらいたい」

「今もう國內(nèi)の生存者は23人ぐらいだろ?彼女たちの精神と経済的補償は大丈夫なのか?『歳月人を待たず』で恨みを晴らせずにおしまいにならなきゃいいけど」

その他にはこんなコメントもある。

「中國の姿勢は觸れず、助けず、関わらずだ」

國民黨軍が日本と戦った功績にわれわれが多く觸れたがらないのと五十歩百歩だ」

「人民日報は日本に対してほんとに容赦ないなあ。他人を論じることにかけては筋が通っている」

「ただで日本で上映してもらいたい」(翻訳?編集/矢野研介)

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