豪州人が考える「アジアで最高の友人」、中國が日本を上回る=関係の重要性では米中が拮抗―豪報告書

Record China    2016年6月23日(木) 4時50分

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22日、豪州のローウィ國際政策研究所がまとめた報告書で、豪州人の中國に対する複雑な感情が浮き彫りとなった。寫真は毛沢東の像。

2016年6月22日、環(huán)球時報によると、豪州のローウィ國際政策研究所がまとめた報告書で、豪州人の中國に対する複雑な感情が浮き彫りとなった。

同研究所が21日に発表した報告書によると、豪州人の30%が「アジアで最高の友人」に中國を選び、日本(25%)よりも多かった。以下、インドネシア(15%)、シンガポール(12%)、インド(6%)、韓國(4%)が続いている。ただし、好感度では日本が70ポイントなのに対して、中國は58ポイントとなっている。

知り合いの中國人に対してポジティブな印象を抱いている人は85%に上り、中國の文化や歴史が好きだという人は79%、中國の経済成長を楽観視している人は75%となった。記事は専門家の話を引用しながら、多くの豪州人にとって中國は非常に重要な経済パートナーであると考えていると伝えた。

米國との関係と中國との関係ではどちらが重要か」という質(zhì)問では、それぞれ43%で並んだ。14年に同様の調(diào)査を行った時は、米國との関係が48%、中國との関係が37%だった。一方で、86%が中國の人権問題にマイナスのイメージを持っており、79%が中國のアジア太平洋地域での軍事活動に不安を抱いていることがわかった。中國の豪州への投資については、37%がポジティブなイメージを、59%がネガティブなイメージを抱いている。

南シナ海問題では、米國と行動を共にすべきとの回答が74%となった。米國は豪州の安全に重要であると考えている人は05年の調(diào)査以來、90%を下回ったことはなく、高い水準(zhǔn)を保っている。一方で、米國に対する好感度は5ポイント低下し68ポイントとなった。また、米國との同盟を支持する人は昨年から9ポイント下がって過去最低の71%となった。(翻訳?編集/北田

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